特色ある教育

    アジアを中心に世界で活躍する多様な人材が集い、交流し、学ぶ “College of Asia”へ

    グローバル社会で活躍できる国際感覚にすぐれた人材を育てる新学部、 2019年4月に発足する「国際コミュニケーション学部」の学部長に、外交実務経験も豊富な渡邊頼純先生が就任します。
    新学部の教育方針と抱負、学生たちへのメッセージをお届けします。

    Profile

    国際コミュニケーション学部 学部長(2019年4月着任)

    渡邊 頼純(わたなべ・よりずみ)

    上智大学大学院博士課程単位取得満期退学。1985年外務省専門調査員として在ジュネーブ日本政府代表部に赴任、88年GATT事務局に入局。

    95年欧州連合日本政府代表部の専門調査員、2002年外務省経済局参事官、05年慶應義塾大学総合政策学部教授などを歴任。

    『WTOハンドブック』『TPP参加という決断』など著書多数。

    世界で活躍するには 「自分の考えを自分の言葉で表現すること」が何より重要

     

      これまで多くの外交の現場で働いてきましたが、中でも忘れられないのは1980年代の多角的貿易交渉「ウルグアイ・ラウンド」です。100以上の国々がさまざまな問題について話し合い、交渉し、理解し合い、それを国際条約としてまとめ、履行する……。気の遠くなるような作業ですが、同時にとても創造的な貴重な体験でした。
     こうした経験を踏まえ、世界で活躍するには「自分の考えを自分の言葉で表現すること」が何よりも重要だと痛感しています。日本語でも外国語でもいい。学生のうちにぜひ自己表現力を身につけてほしいと思っています。

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    「学び」の3つのステップ 自己表現から自己実現、そして自己超越へ

     

      自己表現は自己実現への第一歩。自己実現ができれば、さらに自分を乗り越えることもできます。自己表現から自己実現、そして自己超越へ。「学び」とは、究極的にはこの3つのステップに集約されるのではないでしょうか。自分の殻を破って世界で活躍できる。そんな広さ、深さ、大きさを持つ人物を、ここで育てたいと考えています。
      そのために、学生たちにまず伝えたいのは「自分を愛する」ことの大切さです。自分を愛するからこそ、他者も大事にできるからです。自分を愛するというと難しく聞こえますが、たまたま日本に生まれただけでも私たちはずいぶん恵まれています。病気になれば、すぐ病院にかかれる。日本人には当たり前のそんな医療制度も世界では貴重です。世界に興味を持ち「自分は恵まれているな」と思いを馳せてみる。それだけでも自己肯定感が高まり、自分のすべきことが見えてきます。

    語学そのものをそれほど難しく考える必要はありません

     

       語学も重要ですが、たとえばアメリカのトランプ大統領の演説は中学レベルの単語力と文法力でだいたい理解できます。英語そのものをそれほど難しく考える必要はないのです。ただし、将来が見えてくると、関連分野の専門用語や表現について自然に学びたくなるものです。幸い関西国際大学には実践的に英語を指導できる先生方が揃っており、思う存分学べる環境があります。
     英語はツールとしても有用ですが、考えの幅も広げてくれます。たとえば「対話」は英語で「Dialog」。「対話」というと単に話すだけのようですが、”Dia”は「2」、”Log”は知性や理性を表す「Logos」であることが分かれば、対話とは本来、人のロゴスとロゴスの出会いであり、ともに何かを作り上げる行為だと分かります。語源までさかのぼっていると、語学は本当に奥が深いと思います。

    初めて国際会議に参加した 大学2年の夏休みがキャリアの原点

     

      思い返せば、国際政治にまつわる自分のキャリアの原点は大学2年の夏休みにあります。上智大学の理事長だったヨゼフ・ピタウ先生が、ヨーロッパの国際会議に同行させてくれたのです。私はいつも教室の最前列で熱心に講義を聞いていましたから「面白い学生だ」と思ってくださったのでしょう。数か国語を自由に操るヨーロッパの先生方や学生たちを見て、伝えることの大切さ、語学の大切さを実感しました。
      私は大いに刺激を受け、帰国後は、語学と国際関係の勉強に猛然と取り組みました。そして、卒業後すぐにベルギーの欧州大学院大学(COLLEGE D'EUROPE)へ留学したのです。この大学では、EU統合に向け、新しいヨーロッパのために汗を流せる若者を教育していました。ドイツ人、フランス人、イタリア人、イギリス人、ギリシャ人……。欧州各国から学生が集まる、まさに<College of Europe>だったのです。

     実は、私は関西国際大学の国際コミュニケーション学部を<College of Asia>にしたいと考えています。アジアを新たな繁栄と平和の地にするために、さまざまなアジア人が共に学ぶコミュニケーションの場にしたい。そして、未来のアジアに貢献する人を育てたい。これは私のライフワークだと思っています。

    一人ひとりの使命(貢献すべきこと)を引き出し、育てる教育を実践

     

      関西国際大学の建学の理念は「以愛為園(愛を以て園と為す)」です。私はこの理念に深く共鳴しています。「園」とは、サークル(円)であり、縁であり、コミュニティです。国際貢献の基本は愛ですから、国際コミュニケ-ション学部ほど本学にふさわしい学部はないと思います。

     人間には誰でも与えられた使命があります。そして、私たち教育者の仕事は、学生一人ひとりの使命やミッションを掘り出すことです。人は、自分の使命に気づいたら、放っておいても勉強します。その使命は、アフリカの貧しい子どもたちのために働くことかもしれないし、インドで虐げられた女性を救うことかもしれない。あるいは生まれ育った地域社会で働くことかもしれません。そうした自分だけの使命を、この新学部で見つけてほしいと思っています。

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