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    【人間科学部】防犯協会メンバーに講演 特殊詐欺 -お年寄りを騙す10のテクニック-

     

    【2019年10月1日】

    9月19日に高槻市民会館で、高槻警察署管内の防犯協会メンバー約200名に対して、人間心理学科の中山教授が、特殊詐欺について60分間の講演をおこなった。


    特殊詐欺は、息子や孫を装って、高齢者に現金を振り込ませる手口のことをいう。この犯罪は、電話に出たお年寄りに対し、「おばあちゃん、オレやオレや・・・」という台詞で会話が始まることから、オレオレ詐欺と言われたが、そのほかにも、架空請求、還付金、融資保証金を名目として銀行振り込みによる被害が後を絶たなかった。振り込め詐欺という名称がつかわれた時期もあり、これまで、最も発生件数が多かったのは2004年の約2万5千件である。2009年頃には、このような詐欺被害への対抗手段として、犯人側が銀行振り込みを使いにくくする制度改正により、件数は一度、大幅に減少した。しかし、それ以降、株の取引、ギャンブル必勝法、異性交際勧誘を教えるなどという新たな手口がでてきた。そして、2014年には被害金額が最高の565億円に達した。最近は、「アポ電」を使って強盗事件のような荒っぽい手段で金を奪ったり、警察官を装って自宅に出向き、キャッシュカードを巧みに盗む手口が増加している。
    しかしながら、現在でも、相変わらず多いのは、60歳以上の女性を狙う、昔ながらのオレオレ詐欺の手口である。なぜ、こんなにも防止活動をしているのに、特殊詐欺はなくならないのか?それは、彼らが心理学を悪用した会話術を駆使しているからである。すなわち、いわゆる「架け子」が電話でお年寄りを騙す手段は、あまり購入に意欲を見せない消費者に対して、購買意欲をそそるセールスマンのテクニックに似ており、社会心理学の知見を応用したものである。


    その方法は、お年寄りを騙す10のテクニックとして中山教授が、以下のようにまとめている。


    ① 突然、電話で驚かせ、恐怖心をあおって被害者の熟慮思考を停止
    ② 「今なら間に合う」と時間的切迫感与え、誰かに相談する機会を奪う
    ③ 恐怖心のあとに、助け船を出して金を支払う方向に誘導する
    ④ 他人に相談させないために、使い込み、電車で痴漢など、恥ずかしい話を使う
    ⑤ 権威のある人(偽の弁護士、警察官)を電話口に出させて、話の信憑性を高める
    ⑥ 相手の親切な申し出に応えなければならないと言う返報性の気持ちを誘発する
    ⑦ 犯罪の共有(もみ消しによる親近感)により、現金を準備させる気に導く
    ⑧ 息子や孫のために、私がやらなければという役割期待の気持ちを起こさせる 
    ⑨ お金で済めば安いことと、行動の合理化をさせる
    ⑩ ドア イン ザ フェイス テクニック(金額を当初より減らし、ハードルを下げる)

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