KUIS 関西国際大学
  犯罪科学専攻の学生による様々な防犯活動が行われました

防犯に関するフィールドワーク(三木市志染町青山地区) 11/29  

 大学の所在地である三木市志染町青山地区で、11月29日に防犯に関するフィールドワークを実施しました。
あらかじめ青山地区住民からのアンケート結果(回答数は約1,500名)をもとに、本学大学院犯罪心理学コースの高橋美奈さんが設定したコースを観察しました。参加者は、青山地区および青山公民館のみなさん、本学からは大学院生と犯罪科学専攻の4年生、3年生、2年生です。犯罪発生地点や犯罪不安地点などの各ポイントを、全員で観察し評価した後、青山地区におけるより良い防犯のあり方を検討しました。
 これら活動の最終結果は、今年2月に地域の方々に報告する予定です。



防犯教室(三木市立緑が丘小学校) 12/18

 三木市立緑ヶ丘小学校で12月18日に防犯教室を実施しました。防犯活動と子育て支援を主な活動とする学生NPO法人「RANGER・CSO」(代表、杉水流大河)のメンバー8名が、約50名の小学2年生とその保護者に対し、防犯絵本の読み聞かせや防犯レンジャーの映画上映などを行いました。
  ご指導いただいた緑ヶ丘小学校の先生から、「子どもたちが防犯の方法を具体的に、そして楽しく学べたようです」というコメントをいただきました。一方で、学生からは、「今回の防犯教室における反省点を踏まえ、さらに努力していきたい」という感想が出されました。


 なお、これらの学生による活動が、地元のテレビ局である「サンテレビ」のニュースや神戸新聞に取り上げられました。また、21日には兵庫県庁の担当部局から、活動に関するアドバイスをいただくことができました。


担当の桐生教授(犯罪科学専攻)のコメント

 これまで学生たちが準備してきたことが、ようやく形になってきました。パトロールなど従来の防犯活動以外の方法でも『子どもを守る』というのが学生たちの活動に対するコンセプト。それを実現するには、客観的な現状把握と分析、地域との綿密な交流が不可欠だと考えています。防犯教室もすでに2,3の予約が入っており、これからますます充実した内容になってくると思われます。


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2007/12/28開設