 
地域の子どもたちに防犯教室を開くなど、地域防犯に取り組んでいる本学の犯罪科学専攻の学生らに対して、2月29日に兵庫県警の安保吉孝・生活安全部長から感謝状が贈られました。 大学への感謝状は初めて。 現代GP「安心安全まちづくり」プロジェクト（桐生担当）で作成された子ども向けの防犯絵本3000冊とCD500枚を、防犯活動の中で学生らが、地域の小学校などに配布しました。絵本は「にゃん にゃん にゃんたとコウノトリ」というタイトルで、悪い大人に狙われた5匹の子猫が、コウノトリのアドバイスで犯罪から逃れる物語。CDは「学校帰りの防犯ルール」というタイトルで、知らない人に出くわしたときの対処法や防犯ブザーの使い方など下校時の注意点を歌詞にして、こども学専攻の矢田正一教授が曲を付けました。 さらに、防犯レンジャーが不審者から子どもたちを守る「防犯ビデオ」と紙芝居を作成し、これらを教材にした防犯活動を行うNPO法人を立ち上げ、地域防犯に関する啓蒙活動を展開しています。 県警の安保・生活安全部長からは、「学んだことを実践して社会に貢献したことは、高く評価できる」というコメントをいただきました。地域防犯に取り組む学生によるNPO法人「RANGER・CSO」代表の杉水流大河さん（犯罪科学専攻3年）は、「これまでの地域での取組が評価されてとてもうれしい」と喜びの声を語りました。 ■関連記事紹介
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2008/3/1 毎日新聞（神戸版） 「感謝状：関西国際大の学生に−県警」2008/3/1開設