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 【現代GP】 じゃがいもの家を守るプロジェクト グループインタビューの実施

 10月19日(金)、三木市口吉川町の小規模作業所「じゃがいもの家」において、本学人間行動学科3年で笠原ゼミの大串さん、小谷さん、坂本さんが、支援者へのグループインタビューを実施しました。

 インタビューの目的は、知的障害のある人を支援する際に感じる「防災上の課題」を明らかにすることです。その結果、主に「家族や関連機関との連絡方法」、「避難場所」、「災害直後の対応」に何らかの対応が必要なことがわかり、ゼミ生は実践場面の生の声から多くを学ぶことができました。

 インタビュー実践についてはゼミ生から「事前情報が少ないまま質問をすることは難しい」、「前提となる災害状況をより詳細に設定したほうが話しやすい」、「意見を引き出すことが難しい」などの感想があり、それぞれが「信頼関係の構築」、「概念の操作化」、「グループワークの進行」といったソーシャルワーク実践の課題と共通することも学びました。

 今後、ゼミから課題の解決案を幾つか提示し、それをもとに「じゃがいもの家」オリジナルの防災対策を検討していく予定です。


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2007/10/22開設