4月9日に神戸市兵庫区で行われた安心安全まちづくり運動に、古河ゼミ（犯罪科学専攻）の3年生13名が参加しました。 学生たちは、最初に「住民運動の歴史等について」の講義を受けた後、暴力団追放パレードに参加しました。最後に新開地地区町づくり協議会会長から、「住民主体のまちづくりについて」の講義を受講しました。

　 今回の企画は、人間心理学科の「体験型プログラム」の一つであり、 古河教授が提案した内容をベースにして、学生が積極的に活動に参加するプログラム構成になっています。 「暴力団追放パレード」といった生の防犯活動に参加しながら、 学生は、大学の講義室では味わえない「犯罪学」の体験をしました。

　 今回の「体験型プログラム」より期待される教育的効果として、次の効果があげられます。
�@「安心安全なまちづくり」のための住民活動に参加・体験することにより、 社会的能動性を養う
�A面識のない住民に混じって、ともに考え行動することにより、 コミュニケーション能力を高める

　 今後、人間心理学科では、各専攻の特色を生かした「体験型プログラム」を数多く実施する予定です。