KUIS 関西国際大学
 公開講座 「夏休み“子ども造形クラブ”」を開催

 84日(月)、5日(火)、6日(水)の3日間、昨年につづき2回目となる“子ども造形クラブ”が本学で開催され、31名の小学生が参加してくれました。

この講座は、「夏休みに地域の子どもたちに、ものをつくる楽しさを体験してもらおう」と、板良敷教授が企画して、「こども学専攻」の学生ら9名がスタッフとして参加し、この日に備えて、事前研修や準備を行ってきました。将来、教員や保育士をめざす学生にとって、今回子どもたちの造形活動に直接触れることで、「子どもの気持ちを汲み取りながら、支援し励ますことを通して、子どもの造形活動の特徴や技能の発達を理解する」「子どもとのコミュニケーション能力や子どもへの誠実な関わりを学ぶ」という狙いがあります。

子どもたちは、低学年・中学年・高学年とグループに別れて、ドングリ、木の枝、紙粘土、画用紙などの材料を使い、テーマに沿った「ものづくり」に取り組みました。

初めは、少し緊張していた子どもたちも、作品を作り始めるとすぐに緊張もやわらぎ、学生スタッフや指導教員にアドバイスを求めたり、お友達の作品と比べてみたりしながら、リラックスして「ものづくり」に取り組んでいました。
そして最終日には、作品が完成した人、まだ製作途中のため、残りはお家で完成させる人といろいろでしたが、みんな「ものづくり」を楽しんでいたようでした。


■低学年クラス 「ぼくの・わたしのたのしいぼうし」 「どうぶつたちのあそび。どんなどうぶつがすき?」


■中学年クラス「ふしぎな四つ足のどうぶつたち」「プラネタリュウム」


■高学年クラス「ドアーを開けてみると・・・」「ほそぎでつくる橋」

講座終了後にご提出くださったアンケートよりご感想の一部を紹介させていただきます。
◇こどもたち
「いろんなものをじっくり作れたから楽しかった。」
「来年もまた参加したい。」
「大学生の人はとても親切に教えてくれて良かったです。先生は、キリンにはねを付けてと言われて、つけたらかわいくなりました。また来年も絶対にやりたいくらい楽しかったです。」

◇保護者の方々
「家ではなかなか、物作りの体験はすることができないので、大変良い機会となりました。」
「教授のお話は親としてもとても興味深く、私自身がもっとお話を聞いてみたいと思いました。」
「子供は想像力を働かせて考え創っていくことが、とても楽しかったようです。先生、お兄さん、お姉さんに親切に指導して頂き本当に感謝しています」

また学生からは「初めての参加で不安もありましたが、子ども達が『楽しい!おもしろい!』と笑顔で言ってくれたのでいつのまにか不安がなくなり一緒に楽しんでいました。」「子どもの発想はおもしろく、柔軟な考え方ができるとわかりました。」という感想がありました。

ご参加いただきました小学生の皆さん、保護者の方々、ありがとうございました。

●三木市教育委員会後援 ●三木市産業環境部商工課協賛

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2008/8/7開設