人間行動学研究科
もっともっと、人を深く知る
人を知り、人に学び、こころの専門家を育成する人間行動学研究科です。
近年、深刻化の度を増している、いじめ、不登校、ひきこもり、非行、犯罪をはじめ、人間行動に関する諸問題に対応するために、専門的職業人に要求される専門知識や技術の水準の高度化は不可避のものと考えられます。本研究科では、学部教育で学んだ自らの立脚点となる人間理解につながる方法論を、さらに深化させつつ、社会調査データの分析・活用能力の修得を図ることによって、現代社会を取り巻く諸問題への対応と解決を図るために必要な高度な専門知識を身につけた、専門職業人として自律できる人材を育成することを目的としています。
学長からのメッセージ
現在、日本の大学院修士課程への進学は、すでに15%を上回る水準に達しています。もはや少数の限られた研究者をめざす人たちだけが進学する時代ではありません。カウンセラーや専修免許状を持つ教員、シンクタンクや企業で、社会調査などの専門知識を背景にした専門職業人など、多様な進路が考えられます。すべての人にとって最適な進学先というのはありえません。皆さんにとって、自分の将来の目標が実現できるような、問題関心や研究目的に合致した指導教員がいる大学院を選ぶことが大切です。本学の教員スタッフには、臨床心理学、環境心理学、犯罪心理学、精神心理学、教育学、教育社会学、家族社会学、経営学など、幼少期から思春期にかけての成長発達と、子どもや家族が直面する諸問題を扱う専門家が数多くいます。本学大学院は、これらの学問領域と青少年の成長発達とそれに関わる諸問題について、知的好奇心と専門職業人への意欲に満ちた皆さんに学んでいただきたいと思っています。学部教育でも、高校から大学への“移行”を支援する「初年次教育」の開発と、多様な学生への重層的な「学習支援」で知られた本学で、皆さんの知的・人間的成長が実現できることを全面的に支援していきたいと思います。
学長 濱名 篤
研究科長のメッセージ
わが国のみならず、地球規模での不安定な政治・経済・社会状況はいわゆるクライシスとして大学にも波及しています。わたしたちの大学院もこの状況にいかに新しい道を示すことができるかに大学院の存亡が試されているといえます。ところでクライシスとは危機を表すのみならず、転機という意味もあります。わたしたちはこの危機を変革の好機として活かすことができるような人材の養成を目指しています。グローバルな視点で、世界に羽ばたくことができるような企業で国際人として活躍できる人材、うつ病などのこころの病をもつ人たちの心理的ケアができる人材、犯罪を行うひとの心理を把握できる人材、複雑化する教育の現場でしっかりと対応できる人材、家庭や社会の在り方を探求できる人材など幅広い分野で活躍する人材の養成を目指しています。当大学院の特色はなにかといえば、教員が院生ひとりひとりと向き合い、それぞれの資質をのばしていけるように、丁寧な指導を行っていることです。臨床心理士の資格は大学院の修士課程を修了したのちに、受験資格が得られます。(財)日本臨床心理士資格認定協会より第一種大学院に指定されています。また一般入試のほかに、社会人や外国人留学生のための受験制度が設けられています。多くのみなさんが、学び舎として関西国際大学を利用されることを期待いたします。
研究科長 渡邉 直樹
人を知り、人を学ぶ。人の気持ちを理解できる
こころの専門家を育成します。
5つの研究コースとして設定
入学時に研究テーマに応じて指導教育を決定し、履修指導は指導教員との個別面接を通じて行われます。指導教員は、担当学生の研究テーマや興味、関心の方向性を見ながら、履修科目の登録、研究計画書の作成を支援します。
☆ 臨床心理学コース <日本臨床心理士資格認定協会第1種指定>
人間のこころに関する専門的職業人としての知識と技能を持つ人材を養成する。
☆ 犯罪心理学コース
警察、少年鑑別所などで活かせる高度な研究能力と実践力を持つ人材を養成する。
☆ 応用社会学コース
高度化・多様化する社会で活躍できる、広い視野と専門知識、実践力を持つ人材を養成する。
☆ 教育臨床学・特別支援教育学コース
複雑化する教育現場で即戦力となる高度な研究能力と実践力を持つ人材を養成する。
☆ ビジネス・コミュニケーション学コース
ビジネスの現場で即戦力として活躍でき、高度なコミュニケーション能力を有した人材を養成する。

