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    【看護学科】「老年健康看護学概論」授業:高齢者の人生回顧から学ぶ

    真剣にグループワークをしています 真剣にグループワークをしています

     看護学科2年生を対象とした 『老年健康看護学概論』 では、学生が高齢者の方々の人生回顧を傾聴することにより、高齢者の心や、価値観、若い世代への期待を理解し看護に活かす授業を行っています。102名の学生が、102名の高齢者の方の人生回顧をお聞きし、グループワーク、その後の全体発表で学びを共有しました。

    《102名の高齢者の方の人生回顧の語りより抜粋》
     子ども時代は戦争だった、田舎に疎開して食べ物もなく草や芋のつるを食べた。10歳で父親を亡くした。中国大陸に移住し、日本への引き揚げを体験した、その時家族を亡くした。爆弾が周囲にたくさん落ち、「死んではいけない」と思った。広島に原子爆弾が落ちた。わら草履を履いて学校に行き、雨が降ると傘の無い子は学校を休んだ。  
     中学校を卒業してすぐ働き、勉強したくてもできなかった。子育ては大変だったが楽しかった。東京タワーが開業し登った。東京オリンピックは国民の喜びだった。仕事につき必死で働いたことは喜びだった。震災の経験は苦しみが癒えない。

    《若い世代への期待》
     勉強をしっかりして人の役に立てる人になってほしい。生きたくても生きられなかった人も多い、命を無駄にせず一生懸命「いま」を生きてほしい。平和な世界で生きてほしい。機械(スマホ等)に頼りすぎないで人との交流を楽しんでほしい。礼儀をわきまえ、ありがとうの言葉を大切に。就職面など苦しいと思うが、我慢強く精神的に強い人になってほしい。

    《学生が学んだこと》
     我慢強い人生の先輩がいてこそ、私たちは恵まれた生活を送っている。苦しいことを乗り越えてきた高齢者の方は忍耐強く尊敬する。平和な時代に生まれたことに感謝し、当たり前に食べられるご飯は残さず食べようと思った。様々な社会環境の変化を乗り越えて生きてきた人生の先輩からの一言は重いと思った。平和が築かれた時代に生を受けた私たちは、自分の人生を生きることが許され、考える自由が与えられている。その分、自分の人生と向き合い、しっかり生きていく責任がある。
     現在は楽しいと感じ充実した生活を送っていらっしゃる高齢者の方が多いと感じた。高齢者の方とのコミュニケーションで配慮すべき点を学んだ。その方が生きてきた時代、住んでいる地域・環境によって、価値観等の個人差が大きいことを学んだ。看護に活かしたい。


     学生の発表を聞いて高齢者の方の体験・思いが伝わりじわりと涙が出ました。102名の高齢者の方々の気持ちは学生にしっかりと繫がりました。 
                      (担当:看護学科  前田恵利)

    2014-06-10

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