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    【学長室】2012年度 入学式 学長式辞(2)

     本学では、教室外での学びはアクティブラーニングと呼びますが、双方向型、あるいは、皆さんがただ授業を聞いているだけではなく、参加するタイプの学習プログラムが多く用意されています。またすべての学生に一度は海外に出てもらうグローバルスタディと言われる海外プログラムを受けてもらうように求めています。これは、時期もプログラムの内容も、そして行先も皆さん自身が考え、選んでもらいます。自分の4年間の計画をきっちり立てて、この中に組み込むことによって、多様な文化や多様な人々との出会いを経験し、それらのものを客観的に受け入れることができる、そうした素地を皆さんに作っていただく、これも教育方法としての本学の特色の一つであります。 


     さらに言えば、海外に行く、あるいは地域社会の中での様々な経験型のプログラムに参加する、現場での体験、これは行きさえすれば誰でもできます。ところが大きな問題はそれだけではもったいないということです。自分が体験したことを振り返り、次の学びの中、これからの生活の中で活かしていってこそ、経験値と言われる、一つの知識として根付いていくわけであります。

     こうした機会を本学は、皆さんに入学した直後から提供します。 最初はこの土曜日に、私が神戸市の隠れた魅力を案内する「神戸ウォーカー」というツアーがあります。また来週の土曜日には、山下副学長が案内する「三木ウォーカー」というイベントもあります。こうしたところから始まって、自分たちの身近なところから理解することを、皆さんの学びのスタートにしてほしいと思います。


     本学では、それぞれの学期の当初にどういう科目を履修するかだけでなくこの学期の中で、どういった力をつけてもらうか目標を立ててもらいます。これを目標を立てて終わりだけではなく、学期末には、成績表をもらい、一喜一憂するだけでなく、自分が立てた目標の何かできて何ができなかったのかを自分自身で振り返ってもらうというリフレクションディという日を学期末につくっています。半年に一度は、皆さんに必ず自らの学びや生活・活動を振り返ってもらいます。

     さらに、成績評価にあたっては、ルーブリックと呼ばれる評価をする際に、あらかじめ評価の観点と基準を記載した資料を皆さんに示し、何が出来れば評価をされるのかはっきりと示すような、なおかつ自己評価ができる、自己評価能力を皆さんに身に付けてもらえるような取り組みを始めています。


     先程の中央教育審議会の審議まとめには、本学のルーブリックが紹介されています。そして本学で取り組んでいるような内容を、多くの大学に推奨していますので、本学は、他大学がこれから始めようとしている教育プログラムをすでに始めている大学です。また、先月の末から始まった内閣府が若年者の就職難、非正規雇用者問題などの解決に向けて若年者雇用戦略を立案するワーキンググループに入ってくれと私のところに来ました。 依頼されたのは、文部科学省が私を委員に推薦したからですが、その理由を確認すると、本学では、初年次教育に力を入れ、『知へのステップ』という国内の大学で最も多く使われている学習技術のテキストをつくり活用をしていたり、キャンパスマイレージという、皆さんの成績をベースに、飛行機のマイレージの様に、ポイントをためて、そのポイントを電磁辞書や海外への航空券等と引き換えができる、形を変えた奨学金ですが、この中には、目標を立ててポイントを貯めていく仕組みがあります。こうしたものが、これからの若者が目標を立てて、雇用の世界の中で生き抜いていく力を身に付けていくための参考になるからだという説明でした。


     このように、皆さんは、この大学の中で、すでに組み込まれている仕組みを、皆さん自身がどのように、能動的に、自律的に活用していくことで、皆さん自身が力を付け、成長できることが十分に約束されていると考えて頂いて結構かと思います。 

    本学は、皆さんが「成長できる大学」でありたいと思っていますし、大学として「進化し成長する大学」を目指しています。


     今から半世紀前に、アメリカで大統領に就任したケネディは、米国民に対し、「あなたの国があなたのために何ができるのかを問うのではなく、あなたがあなたの国のために何ができるのかを問うて欲しい」と自己利益を超えて、自分の国のため、社会のために働くように促しました。皆さんの成長が、皆さん自身の幸せを作り出すだけなく、家族、地域社会、国家、そして世界の人々にとって幸せをもたらせるような成長であることを期待します。 

     本学は多様なプログラムを導入し、皆さんに世界へ羽ばたいてもらいたいと考えているのは、決して全員が世界中に散って、仕事をしてほしいと考えているのではありません。地域社会であっても、家庭であっても、皆さん自身が幅広い視野をもって、他者のことを考え、思いやりを持った姿勢を持った人間として成長し、幸せになって頂くためです。


     皆さん、共に成長していきましょう。先ほどの私との握手は皆さんへの成長への決意と、本学で主体的で能動的な人間を目指していく決意だと受け取っています。 

     皆さんの本学での学びが豊かなものになるように祈念致します。


     改めて、ご入学おめでとうございます。



    2012年4月3日

    学長 濱名 篤

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