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    【学長室】2014年度 入学式 式辞(2)

     皆さん自身が一歩一歩着実に、自らの生き方を発見し、自分の強みや持ち味をしっかり確認し、その上で社会との繋がりや関わりを実感し、社会で必要とされる力を実感できるような学びの仕組みを、本学では準備しています。大きく分けると3つの内容です。


     それは、第1に行動指針レベルにした学習目標の設定です。第2に目標達成のための教育内容の体系化と能動的な学習を重視する教育方法の導入です。第3に、自らの成長を可視化していく評価の仕組みです。


     第1の学習目標の設定としては、KUIS学修ベンチマークと名付けられている全学共通の目標があります。どの学部・学科で学んでも、どのような職業や職場であっても、大学を卒業した者に共通して身につけていることを期待される能力と、スキル、態度特性です。
    皆さんは、大学に入学するまでは、どの大学のどの学科で「何を学ぶか」を第1に考えていたでしょう。これからは、卒業するまでに「何ができるようになるか」ということを考えてください。知識を暗記することで1点を争うことが目的ではなく、知識や経験を総合的にどのように活用できるかということが重要です。専門知識と汎用的スキルを結びつけて活用し、課題解決を提案できる力こそが問われます。
    本学の教育目標の中には、「自律性」「社会的貢献性」そして「多様性を受け入れる国際性」の3つを教育目標とし、人に対する思いやりと人を受け入れ、社会に貢献できる国際人を育成したいと願っています。その為には、「自律性」「社会的貢献性」そして「多様性を受け入れる国際性」の3つの力に、「コミュニケーション能力」と「問題解決能力」の2つを加えた5つの力を、卒業までに身につけていっていただきたいと思います。そして、もう一つの大切なことは、それぞれの学科の専門性を活かしたものの見方を身につけることです。
     社会学者である高根正昭氏は著書『創造の方法学』の中で、経験的世界の中で照らし出すサーチライトになぞらえて、研究における「概念」の重要性を語っています。皆さんにとっては、経営学、心理学、教育学、英語学、看護学、といった専門的なものの見方が、“サーチライト”として、個々の経験的事実を超えた概念を把握する方法を教えてくれます。



     第2の教育内容と教育方法についても、本学独自の工夫をしています。
     
     教育内容については、全学共通の基本教育科目とそれぞれの学科の専門科目がどのような力をつけることを目標にするかを明確にし、どの科目を取ればどの学修ベンチマークを達成できるかをカリキュラム・マップという資料に整理し、皆さんのナビゲーションとして使えるように整備しています。
    教室内での学習では、アクティブラーニングといわれる、皆さんが能動的に学習に参加する教育方法を取り入れています。グループワークやディスカッション、プレゼンテーションなどがその例です。また、教室外での現場からの学びも重視しています。


     本学の中期目標には「世界に学び、社会で活かす」という文言を掲げています。世界といっても世界地図の世界だけではありません。「3つの世界で学ぶ」ことを教育に取り入れるという教育方法の特徴です。1つはグローバルな世界、二つ目は自分が将来進みたい専門性の世界、3つ目に社会生活を送る生活世界、地域社会やキャンパスです。これらの現実世界での学びと、教室での学びを繋いだ学びにより、皆さんが成長できるよう考えています。


     皆さんに心がけてほしいのは、受身的に大学生活を送るのではなく、能動的に考え、行動し、自らの行動を振り返り、次なる行動に繋げていくという習慣づけです。自分で問題を発見し、既存の知識や情報を使って考え、そして問題の答えを導き出す。大学での学習は、皆さんの能動的な疑問からスタートします。


     経営学者ドラッカーによれば「重要なのは、正しい答えを見つけることではない。正しい問いを見つけることである」と言われています。
    問題を発見して、それを他の人々と協力しながら解決に導いていく。その際に必要とされるのは、先ほど述べた汎用的な力と、専門的知識の両方であり、その両方を能動的に総合化し、使いこなしていくことが必要です。



     第3の特徴である、自らの成長を可視化していく評価の仕組みについて説明しましょう。
    学年や学期の初めに、目標を立てることはできても、それが本当に実現できるか、そのことに不安を覚えている人もいるかもしれません。本学では、eポートフォリオという学びの計画と記録を4年間WEB上で作り上げていくシステムがあります。本学のベンチマークの達成の過程を記録するだけでなく、生き生きとしたキャンパスライフを振り返る材料となり、就職活動の際にも利用できると思います。


     目に映ったものだけが事実ではない、自らの経験と知識を駆使し、その奥にあるものを見定める。体験・経験したことから何を学び、次の学びに活かしていく振り返りができるかということが重要であり、学大学生活ならではのものです。


     この4年間あるいは2年間が、皆さんにとって今日から始まる大学生活が、豊かで実り多い経験の時となり、自らの成長と成功という穂が実ることを、心から願い、私の式辞といたします。


     みなさん、ご入学おめでとうございます。


                                             2014年4月2日
                                              学長 濱名 篤

    2014-04-04

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