教員紹介(保健医療学部 看護学科)

准教授

今福 恵子 (Imafuku Keiko)

所属
保健医療学部 看護学科
看護学研究科 看護学専攻
専門

在宅看護学

主な担当科目(学部)

在宅看護学概論、在宅看護援助論、在宅看護学実習、統合看護実習(在宅看護学)、卒業研究

主な研究テーマ
軽度要介護者の退院時支援・訪問看護利用について
難病患者の災害支援について
主な著作等

ナーシンググラフィカ在宅看護論②『在宅療養を支える技術』、排尿ケア,輸液管理,メディカ出版,2022

ナーシンググラフィカDVD 在宅看護技術 療養を支える技術/ 排泄ケア・皮膚ケア,メディカ出版,2021

災害時における難病患者の自助活動について-風水害に備えた、介護者・訪問介護員への蘇生バッグ加圧、足踏み式吸引器体験会を実施して-難病と在宅ケア,2021

在宅における「行動障害および精神症状」を有する認知症高齢者の支援に関する専門職連携の在り方について,保健医療福祉連携,2012

Q1.現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。

現在の研究テーマ:

在宅難病患者さんに対する災害時支援の研究を行っています。

その専門分野を志した理由・きっかけ:

訪問看護師の時に難病の方々のご苦労を知り、難病患者・家族の支援について関心をもっていました。短大の教員時に、上司が関わっていた保健所の難病患者の災害マニュアル作成に参加させていただき、平時からの取り組みなど難病患者さんやご家族の支援が重要で、安心した生活が送れるよう支援したいと考えたからです。

Q2.プロフィール

静岡県出身です。看護師として病院・訪問看護ステーションで経験を積みました。

趣味はスポーツで、高校時代はテニス部でした。最近は時間を見つけてゴルフ、ボウリングに行っていますが、なかなか上達しません。

Q3.看護の仕事をしてよかったと思ったことは何ですか?

看護師時代に無気肺の患者さんの呼吸ケアを行い、レントゲン画像やデータが改善した時や、訪問看護師の時に療養者様やご家族様から「来てくれるのを待っていたよ」「訪問看護師さんが話を聴いてくれて、元気になった」などのお声をかけて頂いた時です。

また、難病患者さんの支援を行っているNPO法人静岡難病ケア市民ネットワークや、難病の子どもたちを支援している『しぞ~かキャンプ』のボランティアとして、体調管理や吸引などを行い、患者さんやご家族の楽しそうな笑顔を見られた時に、看護師としてお役に立てることができてよかったと思っています。

Q4.看護の仕事をして辛かったことは何ですか?

患者さんや、療養者さんがお亡くなりになり、ご家族が悲しんでいるお姿を見ることです。

Q5.高校生へのメッセージ

看護師に関心を持っていただけたら、まずオープンキャンパスや大学説明会等に参加して、情報収集することが大切かと思います。人と関わることが好きな方は是非一緒に本学で学びましょう。

また勉学のみでなく、「生活力」も大切です。日々の生活リズムを整え、1日1日を大切に過ごしてください。

Q6.講演・取材など協力可能なテーマ

・難病患者さんの災害時支援について

・介護者支援について