教員紹介(心理学部 心理学科)

講師

沼田 真美 (Mami Numata)

所属
心理学部 心理学科
専門

社会心理学

主な担当科目(学部)

心理学研究法・心理学実験・心理学統計法・統計学Ⅰ

主な研究テーマ

社会心理学

主な著作等

『対人関係を読み解く心理学―データ化が照らし出す社会現象―』(サイエンス社)(分担執筆)

『看護のためのポジティブ心理学』(医学書院)(分担執筆)

『ポジティヴ心理学研究の転換点 ポジティヴ心理学のこれまでとこれから』(福村出版)(共訳)

■ 現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください

日常生活の中の身近なありふれた現象について、説明や整理をしようと試みるところに面白さを感じています。そういうことってあるよね、という感覚とデータの内容が一致するとき、他には代えがたいような興味深さや楽しさがあります。自分の心の動きや、他者が取る行動の理由を知りたいと思ったことや、自分が当たり前だと思っている感覚は、他の人と同じなのか知りたいなと思ったことがきっかけです。

■ プロフィール

小学生まで神戸市内に住んでおり、その後、転勤で東京都に移動しました。進学をきっかけに大学院修了まで茨城県に住み、一旦東京都へ戻りましたが、再び神戸市に帰ってきました。

高校選択時に、普通科もしくは、動物に関する学科かのどちらに進学をするか悩み、結局どちらにも通う結果になりましたが、今ではどちらも経験できてよかったなと思っています。また、普段の生活の中では、人と関わることも、1人の時間を過ごすこともどちらも大好きです。

■ 高校生へのメッセージ

人生を過ごすなかで、思ったようにうまくいかないとき、前に進むために、もがき続けることができるかどうかが、次の道に繋がるかの分岐点になることがあります。これから皆さんが、社会に出ていく前に、沢山の経験や、それらに基づく広い視野をぜひ本学で身に付けていただければと思います。大学生生活の中で、色々な課題に対して試行錯誤し、困難なことがあったとしても、周りの学生達と協力しながら、しっかりと最後までやりきった経験は、社会の中で生き抜くにあたり、確かな自信に繋がります。皆さんが興味のあるテーマについて、一緒に深く学んでいきましょう。