教員紹介(国際コミュニケーション学部 観光学科)
- 所属
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国際コミュニケーション学部 観光学科
現代社会学部 観光学科
- 専門
南アジア文化誌、民族誌、比較文化論
- 主な担当科目(学部)
観光文化論、世界の食文化、東南アジア地域研究、スピリチュアル・ツーリズム、日本の伝統文化、専門研究、卒業研究
■ 現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。
大学生の時にたまたま訪れたインドにハマってしまい、長期で暮らしてみたくなり留学することに。ヒマラヤ山脈からインド洋に至る広大な大地に暮らす人々と彼らの文化・生活に益々魅せられました。
特に21世紀に入って以降は、南アジアでインダス文明の頃から数千年間受け継がれてきた赤メノウ製ビーズの製作技法、またそれを身につける人々の習慣・祭りの調査を続けてきました。
■ プロフィール
小学校から中学校にかけてイギリスで4年間、大学卒業後はインドに2回留学し通算6年間を過ごす。その後も毎年インドを訪問し続け、今に至る。その他訪れた国はアジアとヨーロッパを中心に5大陸40ヵ国ほど。旅して想うことは、「人間ってみんな同じ。でもみんな違う。」
物心つく頃から宇宙やSF、古代史を好み、高校では天文部に所属。好きな小説は『百億の昼と千億の夜』、好きな映画は『スターウォーズIV, V, VI』『ブレードランナー』他。大学では考古学課程に在籍、インド留学中はインダス文明を専攻し、インド、パキスタン各地の発掘にも参加。
■ 大学教員の仕事をしてよかったと思ったことは何ですか?
自分が面白いと思うことを伝えようとして、それに共感してもらえたこと。
■ 大学教員の仕事をして辛かったことは何ですか?
自分が面白いと思うことを伝えようとして、それに共感してもらえなかったこと。時には「傲慢」と受け取られてしまうらしい…。
■ 高校生へのメッセージ
授業で、そして生きていくうえで最も大切なこと:やる気、根気、本気、好奇心、情熱、そして自分自身で考えること。
■ 講演・取材など協力可能なテーマ
南アジアの古代史、文化誌・民族誌、比較文化論=インダス文明、世界遺産、宗教事情、宗教と食、ハラール、民間信仰、伝統工芸品など。