教員紹介(保健医療学部 看護学科)

教授

松田 宣子 (Nobuko Matsuda)

所属
保健医療学部 看護学科
看護学研究科 看護学専攻
専門

学 部:公衆衛生看護学、家族看護学

大学院:公衆衛生看護学、子どもの虐待予防、在宅看護学、家族看護学

主な担当科目(学部)

公衆衛生看護学概論、個人・家族・集団・組織支援活動論、公衆衛生看護活動展開演習、公衆衛生看護管理論、公衆衛生看護学実習など病院内看護と違って生活している地域での看護学(保健所・保健センター、会社など企業、学校、福祉施設など)防災入門

主な研究テーマ

子ども虐待防止への保健師による支援スキルの研究、子育て支援ネットワークに関する研究

主な著作等

「公衆衛生看護学.JP」 インターメデイカル、「よくわかる地域看護研究の進め方・まとめ方」医歯薬出版

Q1.現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。

研究テーマ:子ども虐待防止への保健師の支援に関する研究、育児不安・ストレスを抱えている母親への支援に関する研究、保健師の専門性に関する研究、災害看護に関する研究など。

専門分野を志した理由:最初子ども病院で勤務している時に、多くの病気を抱えている子どもたちと出会い、病気の予防や障害を防止したり、少なくすることはできないかと保健師となり、公衆衛生看護学の道に入った。 

Q2.プロフィール

聖路加看護大学卒業後、兵庫県立こども病院に就職し、小児看護を行っていた。その後、中学・高校の一貫校で養護教諭・保健の教員、その後神戸市で保健師として7年間勤務した後神戸市内の異動で神戸市看護短期大学で看護学の教員となった。その後神戸大学医学部保健学科看護学課程で20年勤務した後、現在の関西国際大学で公衆衛生看護学教授となった。

Q3.看護師・保健師の仕事をしてよかったと思ったことは何ですか?

看護の実践を通じて多くの出会った方々から生きていく上で大切なことを学べた。

介護されている方を大切に介護されている姿や障害のある子どもをしっかりと愛情深く育児されている母親。父親の様子から。

Q4.看護師・保健師の仕事をして辛かったことは何ですか?

子ども病院の時に子どもが急変し、亡くなったことや手術後後遺症で寝たきりになってしまい、ご家族が悲しまれていたことです。

Q5.高校生へのメッセージ

看護学は、人々との触れ合いから多くの学びのできるお仕事です。しっかりと看護技術を身に着けると多くのステップアップできたり、国際支援もできる専門職です。是非本学を訪問してください。

Q6.講演・取材など協力可能なテーマ

1.生活習慣病予防のための健康講座

.育児不安・育児ストレスへの母親の支援

.子ども虐待の防止への支援

.災害における医療的支援