教員紹介(教育学部 教育福祉学科)

准教授

下里 里枝 (Satoe Shimozato)

所属
教育学部 教育福祉学科
専門

幼児教育

主な担当科目(学部)

保育内容総論、幼稚園教育実習事前事後指導、保育者論、保育課程論、教職実践演習(幼)、保育実習Ⅰ・Ⅱ事前事後指導、教育保育インターンシップⅠ・Ⅱ

■ 現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。

現在、幼稚園と保育所が一体となった「幼保連携型認定こども園の保育について」研究をしています。

私は、平成20年に姫路市で初めての幼保一体化園の開設準備、そして初代園長として、幼稚園教諭と保育士が同じ職場で、それぞれの専門性を活かした保育のあり方を試行錯誤しながら実践してきたことがきっかけです。今後認定こども園はますます増えていきます。

しかし、新しい施設なので保育内容には研究が必要と考えています。

■ プロフィール

私は姫路市立保育所に勤務し、保育士、所長の職務を経験してきました。また、幼保一体化園では、幼稚園長と保育所長を兼務しました。

おもちゃコンサルタントの資格(東京おもちゃ美術館の資格)をもっています。おもちゃで遊ぶことが大好きです。家族は2人の息子と2人の孫がいます。今は夫と2人暮らし。

■ 保育者の仕事をしてよかったと思ったことは何ですか?

保育者は、子どもの成長に関わることができるやりがいのある仕事です。

「下里先生のことが好き!下里先生に担任してもらってよかった!」と保護者に言ってもらったことが1番うれしかったです。

■ 保育者の仕事をして辛かったは何ですか?

保育の現場は子どもの命を守ること。子どもの怪我は一番つらいです。

■ 高校生へのメッセージ

子どもが好き、特に小さい子どもが好き。赤ちゃんが好き。子どもと遊ぶことが好き。そんな人はぜひこの学部にきてください。

保育の現場では、保育者の各自の得意なことを発揮しながら同僚性をもって保育をしています。人のお世話をすることが好き、ピアノが好き、歌うことが好き、絵本が好き、何かを作ることが好き、人と話をすることが好き、絵を描くことが好き、運動することが好き、花や植物を育てることが好き、おやつや食事を作ることが好き・・・。

高校時代にあなたの好きなことを伸ばしましょう。たくさんの好きなことは将来に活かすことができます。もちろん保育者としても役に立ちます。苦手なこともちょっと挑戦しておきましょう。

保育者になりたいと思っている人待ってます!

■ 講演・取材など協力可能なテーマ

  • キャリアアップ研修の「乳児保育」など現場の保育者への講演可能。
  • 認定こども園での保育教諭の指導可能。
  • 園内研修、公開保育など保育者の研修可能。
  • おもちゃコンサルタントを持っているので、「乳幼児教育での環境としてのおもちゃの果たす役割」などのテーマの講演可能。