履修証明プログラム
「幼児教育コーディネーター養成コース」のご案内
2017年4月から本学大学院において、主に社会人の職業に必要な能力を図るために創設された、文部科学省「職業実践力育成プログラム」(BP:Brush up Program for professional)認定の「履修証明プログラム」を開設します。
このコースは、「地域・学校園における幼児教育の体制づくり及び専門的指導」のための政策・計画立案能力、組織化、および地域課題解決への具体的対応力を身につけることにより、地域、学校園における幼児教育をコーディネートできる人材の育成や、その能力の向上を図ることを目的とします。
履修証明制度とは
履修証明制度とは、学校教育法第105条及び学校教育法施行規則第164条の規定に基づき、大学が教育や研究に加えてより積極的な社会貢献として、主として社会人向けに体系的な学習プログラムを開設し、その修了者に対して、法に基づく履修証明書を交付するものです。
履修証明プログラムとは
本認定制度は、大学・大学院・短期大学・高等専門学校におけるプログラムの受講を通じた社会人の職業に必要な能力の向上を図る機会の拡大を目的として、大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムを「職業実践力育成プログラム」(BP)として文部科学大臣が認定するものです。
「募集要項」ダウンロードはこちら
(365KB; PDFファイル)
「受講申請書」ダウンロードはこちら (135KB; PDFファイル)
Ⅰ.プログラム概要・履修手続き等
コース名 | 幼児教育コーディネーター養成コース |
---|---|
開設期間 | 2020年11月~ 2021年2月(3か月間) |
趣旨・内容 | 本課程は、「地域・学校園における特別支援教育の体制づくり及び専門的指導」のための政策・計画立案能力、組織化、及び地域課題解決への具体的対応力を身に付けることにより、地域・学校園における特別支援教育をコーディネートできる人材の育成や、その能力の向上を図ることを目的とします。 |
募集定員 | 40名 |
対象者 | 幼稚園教諭 |
出願資格 | 次の(1)~(3)に該当する者とします。 (1)幼稚園教諭2種免許状所持者で、基礎資格となる免許状を取得した後、幼稚園(特別支援学校の幼稚部及び幼保連携型認定こども園を含む)における教員として在職年数が、12年以上の方。 (2)幼稚園教諭1種免許状所持者でスキルアップを目指す方。 (3)幼稚園教諭としてお勤めで、管理職・マネジメントの職務についている方。 |
総時間数 | 177時間(開設科目から、90時間以上を履修) |
コース修了 認定要件 |
各講習における試験またはレポートによる最終試験を全て合格すること。 |
出願書類 | 1. 履修証明プログラム受講申請書(本学所定のもの) 2. 写真 2枚 縁なし・光沢仕上げのカラー写真、正面・上半身・脱帽、3か月以内撮影のもの、タテ4cm×ヨコ3cm、裏面に鉛筆で氏名を記入、1枚は受講申請書に貼付、もう1枚はそのまま提出してください。 |
出願手続 |
1. 出願方法 <Web申込の上、「履修証明プログラム受講申請書」を郵送すること> 3. 提出先(送付先住所) |
審査と許可 |
1. 審査は書類審査とする。必要に応じて面接あるいは履修資格の確認を行う場合があります。 ※電話・FAX・メール・大学窓口への直接の問い合わせは不可。 <受講料納付締切> |
Ⅱ.開設科目等
科目名 | 授業形態 | 時間数 | 講義内容 |
---|---|---|---|
<必修> 教育心理学特論 |
講義 |
15 |
教育心理学の基本的な知識の学びなおしを、「学習活動」「被教育者の特徴」「教育効果の評価と特性」の3つを中心に学習し、教育における心理的な効果を理解する。 |
<必修> 幼児教育特論 |
講義 | 15 | 幼児教育の基礎的理論と教育方法・実践技術を学んだ上で、これからの社会を担う子どもたちに求められる資質・能力を育成するための教育方法の在り方を深める。 |
<必修> 障害児保育特論 |
講義 | 15 | 障害のある子どもたちのよりよい発達を支援するため、障害種別にその障害の特性と教育法について学ぶ。また、保護者・家族へのサポートについても学習する。 |
<必修> 保育相談支援特論 |
講義 | 15 | 保育相談支援の理論と実際を、事例を通して体験的に学習し、保育者に求められる保護者支援の方法と技術を実践的に理解し、支援対象の状況や心情等について理解を深める。 |
<必修> 幼児教育コーディネーター特論 |
講義・演習 |
15 | 幼児教育におけるマネージメント・リーダーシップ・ICT教育・リスクマネジメントなどの内容について、専門分野の講師により、輪講にて行う。 |
<必修> 保育内容(人間関係) |
講義・演習 |
15 | 「人と関わる力」を乳幼児期にどのように育む必要があるのかを具体的な事例を通して学ぶ。さらに実践例を基に「グループ討議」を行い、内容を深め、保育の実践力を高める。 |
保育内容(環境) |
講義 | 15 | 環境領域の観点から子どもの育ちを考え、保育者はどのように援助していけばよいかを理解する。また、保育実践の具体例と展開方法や、情報機器及び教材の活用を知り、保育構想の向上に取り組む。 |
保育内容(言葉) |
講義・演習 |
15 |
言葉に対する感性を豊かにする実践をはじめ、言葉の発達と保育者の援助について理論を交えた演習を行う。児童文化財の文化的な背景を解説し、活用できるよう演習も行う。 |
保育内容(総論) |
講義・演習 |
15 | 『幼稚園教育要領』などを用いて、実際の保育・幼児教育の関連と全体的な構造を理解する。さらに、社会的背景及び歴史的変遷等を踏まえ、保育の多様な展開について具体的に理解する。 |
保育内容(表現・造形) | 演習 | 15 | 幼児の造形について取り扱い、幼児の造形作品を鑑賞したり、造形に関する研究に触れたりすることを通して幼児理解を進めるとともに、幼児と造形の関わり及び活動の意義を学ぶ。 |
音楽(伴奏法) | 演習 | 15 | 「弾き歌い」につながる歌唱・理論を背景とした伴奏法の演習を行う。拍子・調・和声等を理解した上で、適切な伴奏及び伴奏変奏ができるようになる。子どもの豊かな表現活動を導くための即興演奏ができるようになる。 |
就学前の特別支援教育Ⅰ |
講義 | 6 | 乳幼児の発達障害に関する夜間講座。 |
就学前の特別支援教育Ⅱ |
講義 | 6 | 乳幼児の発達障害に関する夜間講座。 |
講義時間:[1限]9:00~10:30 [2限]10:40~12:10 [3限]13:10~14:40 [4限]14:50~16:20 [5限]16:30~18:00
Ⅲ.費用(受講料)
1講習 4,000円 × 受講科目数(1科目から受講可)
(2020年度は幼稚園教諭免許法認定講習委託事業として実施のため)
※音楽(伴奏法)を受講希望の方
・教材費が別途2,200円必要となります。
【注意】
1.「検定料」 「登録料」は、本プログラムにおいてはこれを徴収しません。
2.納入された「受講料」は原則、一切返金できません。
Ⅳ.その他
1. 本プログラム修了者は、本学の単位としても認定いたします。
2. 履修証明プログラム履修生への「通学証明書」「学割証」「成績証明書」等は発行いたしません。
Ⅴ. アクセス
【開講場所・アクセス】
兵庫県尼崎市潮江1丁目3番23号(JR尼崎駅より北西へ徒歩7分)
問い合わせ・連絡先
関西国際大学