防災士を目指す学生対象 コロナ禍での対応を取り入れた救命士講習実施
【2020年11月17日】
【尼崎実施風景①】
【三木実施風景①】
防災士資格取得を目指す学生たちを対象に、学内インストラクターを中心に卒業生や地元消防署の方々の力も借りて、三木キャンパスと尼崎キャンパスでコロナ禍での対応を取り入れた救命士講習会を開催しています。
本学では基礎教養として全学部で安全安心に関する「防災」教育を強化しており、防災士資格取得のための防災士養成講座を学内で実施しています。
防災士資格を取得するためには地域防災減災論の講義受講・到達確認、日本防災士機構による防災士試験の合格に加え、救命士講習の受講が必須となっています。救命士講習は通常消防署などで3時間の受講が必要ですが、関西国際大学では学内の教職員や学生がインストラクター資格を取得し、学内で防災士資格取得を目指す学生たちのための救命士講習会を開催しており、受講者には消防署からの修了証が交付されます。
11月14日(土)は卒業生にご協力をいただき尼崎キャンパスで、11月16日(月)には三木消防署の方々にもご協力をいただき三木キャンパスで、計39名の学生がしっかりとソーシャルディスタンスに気を付けながらコロナ禍での対応を取り入れた救命士講習に参加しました。
救命士講習では、救急救命について解説した後、胸骨圧迫とAED(自動体外式除細動器)を使用した心肺蘇生法について、実際に学生一人ひとりが交代しながら全員が手技の体験をしました。
ただ説明を聞くだけでなく、もしもの時に落ち着いて対処できるようにと、『大学で友達が倒れた場合・自宅で家族が倒れた場合』など色々なシチュエーションをイメージしてのロールプレイ講習に、参加した学生は真剣な表情で取り組んでいました。
インストラクターとして参加した学生からは「コロナ禍での対応を取入れた講習ということもあり、実際に進めていく中で順調にいかないこともあり、自分自身もよりスキルアップしていかないといけないと思いました。」という指導者としての責任感溢れる感想も聞くことができました。
今回の講習に参加した学生たちは、来年2月に開催を予定している防災士養成講座を受講し、防災士資格取得を目指します。
学生防災士育成のために、これからも教職員や学生インストラクターが中心となり学内救命士講習を実施していきます。
【尼崎実施風景②】
【尼崎実施風景③】
【三木実施風景②】
【三木実施風景③】