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    【国際コミュニケーション学部】<コラム>留学生の素朴な疑問から日本語を掘り下げる

     

    【2020年11月11日】

    こんにちは。英語コミュニケーション学科の伊藤です。
    留学生に日本語を教えています。


    留学生と会話していると、彼らの素朴な疑問から、日本語(言語)の面白さを実感することがたくさんあります。


    今日はそんな一例をご紹介。


    日本語には、「が・の交替」と呼ばれる現象があります。


    1)友達「が」買ってきたたい焼き。
    2)友達「の」買ってきたたい焼き。


    1)2)のように、「が」と「の」が同じように使える現象を言います。


    「が」と「の」は違う意味なのに、なぜ両方使えるのでしょう?


    さて、急に話が変わるようですが、
    私がいつも留学生たちに日本語を教えているのは、関西国際大学「尼崎」キャンパス。


    この「あまがさき」、


    「あま」は、海で漁をする人、の意味です(海女さん、の「あま」ですね)。

    「さき」は、出っ張ったところ、の意味(「岬(みさき)」と同じ)。


    今の日本語では「漁師の岬」のような感じでしょうか。


    あれ?「の」ですね。


    「鬼が島」(=鬼の島)、「我が国」(=私の国)、「緑が丘」(=緑の丘)、も同じく、
    現代語なら「の」ですよね。


    そうなんです。昔の日本語では、「が」は「の」と同じように使われていたのです。

    それが、少しずつ、両者の使い分けがなされていった、というわけです。


    これが今の日本語でも少し残っていて、「が」と「の」が交代しても意味が通じるような文が作れる理由なんです。


    日本語学習者は、母語話者ではひっかからないようなところに、「??」と疑問を抱きます。
    そんな素朴な疑問から、日本語についての、我々も知らない側面が見えてくることがよくあります。


    言語って面白いですねえ。
    是非、みなさんも留学生とたくさん交流して、自分の言語を深く掘り下げるきっかけにしてみてください。
    自分の言語への理解が深まれば、必ず外国語学習にも大きな効果がでます。


    つづく。


    (英語コミュニケーション学科 伊藤 創)

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