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    【心理学部】< 心理学コラム >

    論証モデルを用いた思考法

    -「五輪東京大会は開催すべきか」-

     

    【2021年6月9日】

    昨年度、私が担当した1年生のゼミでは、最終課題として、「五輪東京大会は開催すべきか」というテーマでプレゼンを行い、レポートを作成してもらいました。難しいテーマですね。開催すべきか、それとも開催すべきでないのか、どちらが正解なのでしょうか?

    実は、この課題の問いそのものには正解はありません。

    この課題の趣旨は、論理的に結論を導くことができるのかを問うものです。このようにどちらが正解かわからない、あるいはどちらも正解となりうる課題に対しては自分の主張を明確にし、そのうえでなぜそう考えるのかをデータを用いて論証することが大切です。また、説得力のあるプレゼン資料やレポートを作成するためには、「型」を覚えておくと便利でしょう。

    このような「型」を論証モデルといい、トゥールミン・モデルや三角ロジックなどがあります。

    01.jpg

    たとえば、上記のテーマで、「開催すべきである」ことを主張したいのであれば、次のように構成するとよいでしょう。


    1.テーマの背景説明・・東京五輪の開催の是非が議論になっている経緯
    2.主張・・開催すべき
    3.主張の理由+根拠データ・・なぜ開催すべきなのかをデータを用いて説明
    4.想定される反対意見・・開催すべきでないと考える人の意見やその理由
    5.反対意見への反論・・開催すべきでない意見や理由に対する問題点を指摘
    6.結論・・3.~5.を踏まえつつ、改めて開催すべきと主張


    京都大学の松下佳代教授が論証モデルの本を著しています。ご一読をおすすめします。


    松下佳代 著『対話型論証による学びのデザイン―学校で身につけてほしいたった一つのこと―』 勁草書房  2021年2月

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