【教育学部】<福祉コラム>社会福祉の専門職に求められるチカラ~つながりのためのICT
【2020年10月7日】
高齢者が新型コロナウイルスに感染すると、重症化しやすいと言われています。感染拡大防止のため、施設では面会制限が設けられています。人と人との「つながり」が突然に絶たれると、なんだか不安になるし毎日がとても寂しく辛いものになりますよね。
どのような状況にあっても、独りで孤立しないよう社会との「つながり」を見出していくことは、社会福祉のとても大切な観点です。そこで、コロナ過にある施設では、パソコンやタブレットを使った「オンライン面会」に取り組んでいます。モニター越しにはなりますが、ICTを活用することで「つながり」をつくることができるのです。
社会福祉と言えば、人の手によるアナログな仕事というイメージが強いですが、今あるテクノロジーを臨機応変に使いこなせることも、社会福祉の専門職に求められるチカラなのです。
(教育学部 教育福祉学科 山本秀樹)