【教育学部】<教育コラム>ゲストティーチャー(「こんぶ店長」さんのお話)
【2020年11月26日】
秋学期に担当している講義の中に「仕事とキャリア形成Ⅱ」というのがあります。
大学には社会に出ていく最後の「出口の役割」もありますから、「仕事」や「キャリア形成」について、様々な学びを提供しています。
社会において、それぞれのフィールドで逞しく魅力的な仕事や活動をしていただいている本物の社会人を、ゲストティーチャーとして招いて学生に語っていただいています。
今回のゲストティーチャーは、兵庫県伊丹市で「ブックランドフレンズ」というとても不思議な(?)本屋さんを経営しておられる河田秀人店長(我々は通称「こんぶさん」といつも呼んでいます)をお招きしてお話を伺いました。
ゲストティーチャーをお招きした時は、学生は必ず講義の振り返りを書くことにしていますので、以下にその振り返りを掲載します。
これを見ていただければ、こんぶ店長さんの学生への熱いメッセージがご理解いただけると思います。
2年生女子Sさん
「本屋さん」の仕事はただ本を仕入れて売るだけなのかな?と思っていましたが、人と人をつないだり、人と本をつなげたりすてきなお仕事だと感じました。「働くということは誰かが幸せになるお手伝い」という店長さんの言葉が印象に残っています。(中略)私も大学生になってあまり時間をつくって本を読むことは少なくなったけど、本当は本が大好きで喜多川泰さんの本も何冊も読みました。私の一番の本は「また、必ず会おうと誰もが言った」という本です。「手紙屋」という本はまだ読んだことがないので、読んでみたいと思いました。よく行っていた本屋さんにこんなにステキな裏話があるんだろうなとワクワクしながら話を聞くことができて、すばらしい時間をすごせました。ありがとうございました。
喜多川泰先生も、就職スタートガイダンスで主に3年生に向けて、この2年間講演をしていただいています。日程が合えば、次年度も来ていただける筈です。
これからも、ステキな出会いを提供していきたいと思います。
こんぶ店長さんの「ブックランドフレンズ」ホームページはこちら>>
(教育学部 教育福祉学科 百瀬 和夫)