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    【学長室】東日本大震災から5年にあたって

    教職員
    学 生 各位
                      東日本大震災から5年にあたって


     東北地方と関東地方の太平洋沿岸部を襲い、未曽有の災害として我が国の歴史に刻み込まれた東日本大震災から、5年の年月が経ちました。


     この間、地域復興は部分的に進んだものの、ご家族やご友人を亡くされた皆様、家屋や職場を無くされた皆様、心身に傷を負われた皆様の苦しみは依然として大きく、家族と一緒に暮らす、自分の仕事をするといった当たり前と思えることすらかなわず、今日でもなお、仮設住宅での暮らしを余儀なくされる等、多くの皆様が厳しい生活を送っておられます。


     このような状況で、私たちは何を記憶に留め、何を学んでいくことが重要なのでしょうか。


     本学と提携する海外の大学関係者と話をすると、阪神・淡路や東日本の大きな災害に直面した際、暴動が起こらず、悲しみの中でも人々が寄り添い、助け合い、思いやりをもって“支え合う”日本人の姿への賞賛と、そこから築き上げてきた“安全・安心”のための備えのシステムづくりへの高い関心を表明されることが多いです。


     世界の国々でも、様々な自然災害により、多くの死者が発生しただけでなく、家や職場を失い、医療も十分に受けられずに苦しまれている被災者がまだ多くいらっしゃいます。生命の安全が保証され、安心して生活が送れることの価値は、危機や異変が起きない日常生活では「気づきにくく、忘れられやすい」ものなのかもしれません。


     私たちは、こうした“当たり前”のことの価値を再認識し、その状態を維持するという責任を果たしていかなければなりません。


     本学においても、“安全・安心”な社会や環境づくりをめざす新しい教育実現に向けた取り組みを通して、我々ひとりひとりが、この大震災から得た教訓を決して忘れることなく、人と人との繋がりを大切にした社会づくりに取り組んでいく責任があるということを、皆さんと確認したいと思います。


     本学の建学の精神である「以愛為園」とは、人に対する思いやりや受け容れる姿勢、言い換えれば、他人の痛みや喜びに対する感性とそれを自ら行動に移すことができる、共同体をつくろうということでもあります。


     皆さん自身が、こうした取り組みから得る経験とふり返りを通して、大震災で亡くなられた方々、被害に遭われた方々を忘れず、安全・安心なこれからの社会と環境をつくりあげていけるように、自らができることを発見し、実行に移されることを期待しています。


     また、阪神・淡路大震災を21年前に経験した被災県にある本学の教職員・学生は、その痛みを理解し、自ら被災地の皆さまに対し、できうる限りの祈りと復興への支援を捧げていきたいと思います。


     最後に、改めて東日本大震災で亡くなられた皆様のご冥福を心よりお祈りいたします。


                                          2016年3月11日
                                              関 西 国 際 大 学
                                              学 長  濱 名  篤

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