
9月18日(金)、尼崎キャンパスKUISホールにおいて、 「平成21年度教育GP公開フォーラム」が開催されました。

第1部では、地域社会のニーズにもとづいたサービスラーニングのプログラム開発、教員の指導、参加者への啓蒙等に20年以上の実績を持つ、カリフォルニア州立大学フラトン校のインターシップコミュニティエンゲージメントセンターディレクター、ジニ―・キムハン氏をお迎えして、サービスラーニングの歴史的背景や全米での実施状況などを踏まえ、「アメリカにおけるサービスラーニングとジェネリックスキル向上のための教育効果について」を題材とした基調講演が行われました。
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第2部では本学学長、濱名篤の司会により、「サービスラーニングのもつ教育効果」をテーマとしたパネルディスカッションが行われました。カリフォルニア州立大学フラトン校准教授のジェニファー・ポンダー氏と、筑波学院大学社会力コーディネーター武田直樹氏からの実践事例報告の後、神戸大学大学教育推進機構教授の川嶋太津夫氏がコメンテーターとして、日米におけるサービスラーニングのあり方、特徴等を分析された講評がありました。
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本学の教育GPは採択より2年を迎え、「複合的サービスラーニング」と「重層的サービスラーニング」を体系化し、学生の主体的な参加による問題解決能力や、体験と知識の総合化能力の質的向上をめざして、取組を推進しています。
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カンボジアサービスラーニングパネル報告 |
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パネリスト(左から): ジェニファー・ポンダー氏 ジニー・キムハン 氏 武 田 直 樹 氏 |
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コメンテーター : 川嶋 太津夫 氏 司 会 : 濱 名 篤 学長 |