カンボジアサービスラーニング 学内報告会　2009年11月4日、5日

今年8月に実施した、「カンボジアの児童の学力向上に向けた取り組み－算数教育と教材支援－」の学内報告会が、11月4日と5日に尼崎、三木の両キャンパスで実施されました。

カンボジアでの主な活動は、「カンボジアの貧困層における低学力児童のための補習・教材の支援」と「市販の九九カードや計算ドリルを活用した効果的な学習支援」。事前活動として、「教材や給食食材などを購入する資金の確保に向けた募金活動」でした。現地での2週間にわたる学生たちの熱心な指導により、「指導前後で、子どもたちの算数のテストの成績が向上なる」という嬉しい結果につながりました。このほかにも、子どもたちと一緒に、給食づくり、清掃活動、レクリエーションなどを行いました。

メンバーの赤松純弥くん（人間心理学科臨床心理学専攻3年）は、「カンボジアと日本では言葉や習慣が異なるため、最初はとまどうことも多かったが、私たちの指導により、子どもたちの成績が確実に向上し、勉強する習慣が身に付いたのは、とても喜ばしい。将来教職をめざしているので、この経験を日本の子どもたちにも伝えていきたい」と語りました。