
2010年2月25日
三木市高齢者大学の大学院生を三木キャンパスにお招きして、2月25日に2009年度秋学期サービスラーニングの取組を発表しました。昨年10月に三木市高齢者大学を訪れ、人間心理学科のサービスラーニングのテーマである「子どもサポート」についてアドバイスをいただき、その後、1年生の各ゼミで「子どもサポート案」を考案し、今回、三木市高齢者大学の大学院生の前で披露しました。
最優秀賞に選ばれた桐生ゼミの「子どもと一緒に三木市のゴミ対策を考えるーゴミマップの提案」に続き、横川、田中ゼミのサービスラーニングプログラムについて発表しました。
このプログラムは、地域の子どもを集め、遊びの場を運営(サービス)し、
その活動の中で専門科目の「発達心理学」の知識を生かしながら、各発達期
(乳児期、幼児期、児童期前期、児童期後期)の遊び の特徴を観察し、ふりかえりを通して、人間の発達についての理解を深める(ラーニング)、というものです。これは、大学での学びを地域貢献にいかすことで、体験と知識の統合化をはかるサービスラーニングの取組の一例です。
発表後、学生たちは高齢者大学の大学院生との交流を楽しみました。
(人間心理学科講師 田中 亜裕子)