【人間心理学科臨床心理学専攻】園児とのフィンガーペインティングを通してのＳＬ活動

　11月2日、よかわ幼稚園にて、サービスラーニング活動の一環として、よかわ幼稚園の園児31名と坂中ゼミ（基礎演習）1年生21名が絵本の読み聞かせやフィンガーペインティングを通した交流会を行いました。
　フィンガーペインティングとは、絵画や造形といった「アートを使った心理療法」の一技法として、手や指に直接絵の具を付けて描画を自由に行うものです。

　はじめに、各グループに分かれ、絵本の読み聞かせを行った上で、フィンガーペインティングを行いました。園児たちのはつらつさや人なつっこさに助けられ、緊張していた学生たちも徐々に表情が柔らかくなっていきました。
　およそ２時間の交流会もすぐに経ち、終了間際には、優しいお兄ちゃん、お姉ちゃんとなっておりました。
　黒田園長先生も「普段出会うことのない大学生の人達とこうして楽しい時間が過ごせて良かったです。次は、大学にお邪魔したいです」と今後のさらなる交流が期待されます。

　尚、本サービスラーニング活動は、発達心理学と基礎演習の複合化の取組みとして実施しました。
　今後、発達心理学の「幼児の発達」の視点を踏まえ、園児の言動の観察や幼児の遊びの意味を主たる学びの視点として、振り返り及びグループ発表会を実施する予定にしています。

（人間心理学科　坂中尚哉）