9月12日の三木市立緑が丘小学校学区内における現地調査に引き続き、11月28日に三木市立自由が丘東小学校学区内における調査を行いました。自由が丘東小学校のPTAと教諭、人の目の垣根隊の方々および人間学部の桐生教授と桐生ゼミの学生3名の総勢30名で、15時半から約1時間半、学区内の危険および不安箇所を調査しました。
保護者の方たちと一緒に学校区内を実際に見て回って、犯罪発生箇所や交通事故発生箇所等の検討を行い、子どもの安全に対する意識を高めてもらうと同時に、調査結果を今後の安全安心マップの作成に活かすことが、今回のフィールド調査の狙いです。
予めPTAにお願いしたアンケートの回答を分析し、その結果をもとに、フィールド調査のコースや評価地点などについて学生が計画し、実施しました。学区内を歩き回り、評定尺度法で危険度を評定した後、小学校会議室にて検討会を開き意見交換を行いました。
本プロジェクトは、従来型の「安全マップを作っておしまい」といったものではなく、 データ重視の実際的で役に立つマップ作りを目指しています。学生が主体となって計画した今回の調査は、その目的に添ったものとして新たなマップ作りのプログラム構築にも寄与する効果があったと考えています。
成果は、来年1月か2月に、自由が丘東小学校にて報告する予定です。
12/8付 神戸新聞三木版 「危険個所防犯マップに 自由が丘東小校区」 http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/mi/0000187129.shtml
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