
市民ボランティア組織「人の目の垣根隊」の発足1周年を記念して、「地域の子どもは地域で守ろう運動推進大会」が、12月9日(土)に三木市文化会館小ホールで開かれました。
「人の目の垣根隊」は昨年6月に発足し、現在の会員数は1千人を超えています。主な活動は、三木市内の子どもたちの登下校のパトロールや見守り活動、挨拶などの声かけ運動等で、子どもたちが安全で安心できる環境づくりをめざして市内各地域で様々な活動を展開中です。
この日、本学からは人間学部人間心理学科犯罪科学専攻の桐生正幸教授と、犯罪心理学研究会の学生10名が参加しました。
第一部の活動実践発表では、学生3名が、緑が丘小学校と自由が丘東小学校でのアンケートとフィールド調査の結果報告を行い、親が危険だと思っている箇所と実被害があった箇所との相違や、実際に歩いて親が実感したことなどを分析しました。また、学生パトロール隊の紹介や、小学校への「出前防犯教室」の概要説明を行いました。
第二部の記念講演会では、桐生教授が、「子どもを犯罪から守る」と題する講演を行い、地元のデータをふまえながら、子どもを犯罪から守るための心構えと方法について語りました。
 
学生防犯パトロール隊の紹介 三木市内フィールド調査報告 小学校への出前防犯教室の案内
 
桐生教授の講演 人の目の垣根隊のみなさんと一緒に記念撮影
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