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 【現代GP】古河・桐生ゼミが兵庫県警にて視察・研修を行いました

 8月6日(月)に、古河ゼミ(2年生)と桐生ゼミ(3年生)を中心とした学生33名が、神戸市中央区の兵庫県警察本部を訪れて視察を行った後、班に分かれて少年サポートセンターでの研修に参加しました。

  まず、警察本部にある「科学捜査研究所」を見学し、各鑑定業務(法医、化学、物理、筆跡、心理など)について説明を受けました。自動車の塗膜片や細かな繊維などを、顕微鏡でのぞきながら、犯罪現場から採取される資料の実際を観察しました。

  次に、「交通管制センター」と「通信司令室」を見学しました。兵庫県内の交通渋滞・交通事故や、110番通報等による事件などの発生状況に関する認知及び対応について、担当者から詳しく説明していただきました。

  警察本部庁舎の見学後、警務課被害者対策室の担当者による「警察における被害者対策の現状」と題したミニ講義を受けました。日本における被害者対策の歩み、警察署における支援の概要、経済的な支援も含めた兵庫県警の取り組みなどを知ることができました。

  その後、学生は6班に分かれて、「神戸東部」「神戸中央」「神戸西部」「神戸北部」「明石」「西宮」の各少年サポートセンターを訪れました。各班は、各センター管轄の現場にて担当者の指導のもと、少年補導の実際について研修を受けました。

  今回の視察・研修は、現代GP「安心安全まちづくり」事業の一環として、「犯罪」に対する様々な視点を学生に学んでもらう目的で企画されたものです。参加した学生は、「科学捜査」「事故・事件の発生状況とその対応」「被害者対策」、そして「少年補導の現場」を知ることにより、安心で安全な街をつくるための具体的な案や行動の着想を得たものと思われます。


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2007/8/10開設