KUIS 関西国際大学
 日本応用心理学会で現代GP「安心・安全まちづくり」事業の成果を発表

 本学の大学院人間行動学研究科犯罪心理コースに在籍している高橋美奈さんが、現代GP「安心・安全まちづくり」事業の成果を、日本応用心理学会第74回大会にて口頭発表しました。

  学会は、9月8日〜9日に、帝塚山大学(奈良市)で開催されました。心理学関連の学会の中でも歴史のある日本応用心理学会は、心理学のさまざまな分野の研究者が集い、社会に役立つ心理学の応用などを論議する場となっています。

  高橋さんの発表は、「犯罪不安感に関する研究― 地域防犯プログラムの試作―」と題したもので、共同研究者として松田睦代さん(本学4年生)と桐生正幸教授が参加しています。子どもが被害者となる犯罪が多く報道され、身近な環境での犯罪に対する不安感も増している昨今、いまだ地域における効果的な防犯プログラムが作成されていないことから、防犯活動に有効な「地域防犯プログラム」の試作を目的とした研究です。

  高橋さんは、現代GPの「安心・安全まちづくり」事業に参加しながら、今回の研究の基礎となる調査を積極的に行ってきました。学会では、それら現代GP活動をふまえて研究発表したところ、会場では多くの有意義な意見が交わされました。


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2007/9/12開設