KUIS 関西国際大学
 【現代GP 】高齢者大学大学院生と本学学生による「安心・安全まちづくり検討会」を実施

 7月5日(木)午後1時から、本学4ー103教室において、「安心・安全まちづくり検討会」が開催され、「三木市高齢者大学大学院(藤原亮一院長)」の受講生27名と本学学生6名(桐生ゼミ)が参加しました。

 三木市立福祉会館内に事務局を持つ「三木市高齢者大学大学院」は、今年度に開学し、三木市在住の高齢者の集学の場になっています。今回は、「健康なまちづくり」の一環として、本学における現代GP事業「安心・安全まちづくり」と連携し、本検討会が企画されました。

 まず、本学のシニア学生である長田智剛さんが挨拶した後、参加した高橋美奈さん(大学院1年)、松田睦代さん(4年生)、国村崇くん、崎間隆徳くん、柴田大輔くん、杉水流大河くん(3年生)が自己紹介を行いました。また、高橋さんは、犯罪被害に関する調査票を配布し、回答をお願いしました。

  次に、高齢者大学大学院のメンバーが6班に分かれて、検討課題である「ひったくりに遭わないための具体的な対策」について討議しました。各班に本学の学生が加わり、ひったくりに関する犯罪統計データを示しながら、討議のサポートを行いました。

  最後に、班ごとに討議結果の報告を行い、「ひったくり遭うかもしれないという意識を明確に持つことが大事」「銀行などで大金を扱うときには注意する」「走りやすい靴などを履いて、もしもの時に備える」などの具体的な対策が発表されました。

  検討会に参加した学生からは、「自分たちが思いつかないようなアイディアがたくさん出て勉強になった」「それぞれの年代の人たちが協力して安全な街を作る必要性を強く感じた」などの感想が出ました。また、調査票の結果を高橋さんが分析したところ、多くの参加者が様々な犯罪の被害に遭っていることが明らかとなり、その結果を報告したところ、高齢者大学の大学院生たちは、高い関心を示していました。

  総括した桐生教授から、「今秋に再度、検討会を開催して討議を深めたい」との提案があり、参加者の賛同を得て終了しました。



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2007/7/10開設