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 関西国際大学 GPシンポジウム『eポートフォリオの多様な展開と可能性」 
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平成18 年度の文部科学省「特色ある大学教育支援プログラム」(特色GP)に採択された、本学の取組
「初年次教育の総合化と学士課程教育への展開」の一環として、9月26日(金)、神戸国際会館9階大会場で、シンポジウム「eポートフォリオの多様な展開と可能性」を開催しました。約100名の大学教職員・教育関係者らが集まり、eポートフォリオを活用した教育の可能性について議論しました。

最初に、学習科学を専門とされている三宅なほみ氏(中京大学教授)による、「協調のための思考外化ツール:ことばにする一歩手前を支援する」と題した基調講演が行われました。三宅氏は、ダイナミック・ジグソー法やReCoNote(Reflective Collaboration Note)を活用した協調学習について、詳細な事例をご紹介くださいました。

 基調講演に続いて、下記のような3つの事例報告が行われました。

 事例報告1: eポートフォリオを活用したキャリア支援;日本女子大学の事例
小川 賀代 氏 (日本女子大)

 事例報告2: 教育実践の省察力を育成する教育養成コア・カリキュラムの構想と展開;鳴門教育大学
梅津 正美 氏 (鳴門教育大学)

 事例報告3: eポートフォリオを活用した教育改善;関西国際大学の事例
岩井 洋 (関西国際大学)

小川氏の報告では、ロールモデル型eポートフォリオ(RMP)を活用したキャリア支援の事例が報告されました。梅津氏の報告では、授業実践力を評価する基準である「授業実践力評価スタンダード」と、学生間のコラボレーションと省察を支援する「知の総合化ノート」を活用した教育実践の事例が報告されました。岩井の報告では、学習到達目標を明示した「KUIS学習ベンチマーク」とeポートフォリオを連動させた教育実践の事例が報告されました。

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 続いて、コメンテーターに黒上晴夫氏(関西大学)をむかえて、会場から寄せられた質問をもとにパネルディスカッションが行われました。会場からは、評価や運営体制の問題をはじめ、今後のeポートフォリオの活用を考えるうえで重要な質問が多数寄せられました。

シンポジウムで各講師への質問の返答を追加しました。    シンポジウム質疑応答


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2007/10/2開設