関西国際大学 大学間連携共同教育推進事業

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Randy L. Swing博士によるFD講演会を実施しました(2014年9月24日)

この度、米国インスティテューショナル・リサーチ協会(AIR)専務理事のRandy L. Swing博士を招聘し、講演会を実施しました。

「アメリカの高等教育におけるIRと質保証」に関する講演と高等教育及び関西国際大学における課題や様々な専門分野の統合による課題解決についてのワークショップを実施しました。参加した教員及び学生より様々な意見の発表がありました。

高等教育により社会の問題解決ができる人材を育てていくためには、複数の専門分野の課 題をシェアし、広い視点で世の中の問題を解決していく教育を実施することが今後重要となる説明がありました。そのような観点に立った、米国の複数大学が連携した学位の質に関する学生の達成基準に関する取組及び低所得者層の学位取得率の向上のための取組の事例の紹介がありました。

この度の講演及びワークショップにより、本取組における教育目標の達成に向けた、体系的な教育課程の構築や教育方法の改善を進めるための課題について、新たな観点から認識をすることができました。また、連携各校からも多数の参加があり、それぞれの大学の現状に合わせた改善に向けて、役立てていきます。

<Randy L. Swing博士略歴>
Randy L. Swing(ランディL. スウィング)博士は、米国インスティテューショナル・リサーチ協会(AIR)の専務理事を務めています。
AIRは、データを使用した高等教育機関の計画、
管理及び運営に関する専門的な開発とサポートを1,500の単科大学及び総合大学に属する4,000人のメンバーに提供しています。
スウィング博士は米国内および国際会議で頻繁に講演し、ワークショップのリーダーをつとめ、評価、IR、学生の成功に関する書物や雑誌記事の著作もしています。
ジョージア大学で修士号と高等教育の博士号取得。AIRに関わる前は、アパラチア州立大学でInstitutional Research、学生評価を含めた機関研究に20年以上携わりました。同大学では初年次に関する政策センターの上級研究者及び共同所長としてリーダーシップを発揮しました。その後、ノースカロライナ州ブリバード大学にある1年次教育政策研究所所長を経て、現在米国インスティテューショナル・リサーチ協会(AIR)の専務理事を務めています。

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