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KUISs学修ベンチマークから見る成長のポイント

目標達成者と未達者の比較

目標達成者と未達者の比較

 卒業時にKUISs学修ベンチマークの達成度を学生が自己評価しています。ベンチマーク平均3.0以上達成者と未達成者に、「何がきっかけで自分が成長したと感じるか」という質問をしたところ、達成者は「素晴らしい授業に出会えたこと」「尊敬できる教授・先生に出会えたこと」といった、授業や教員にまつわる経験を挙げる学生が多いことが分かりました。ここから「先生や授業にうまく適応できた学生は、卒業までに大きく伸びる可能性が高い」という仮説が導き出せます。すなわち、学生の力をより伸ばすために、学生が授業や先生にコミットしやすい環境づくりが重要であることがうかがえます。

 こうした分析結果はFD研修会を通して授業やプログラム作成を担当する教職員全員で共有しており、現場における教育改善のヒントとして役立てています。