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異文化の中で広がった、教育と起業の視野

森田 夏波 Kanami Morita
グローバル学部
グローバル学科

プログラムに参加した理由

今回、グローバルスタディ・2025シドニープログラムに参加しようと思ったきっかけは、英語力の向上を目指していたことに加え、これまで切磋琢磨してきた同級生と海外で新しい経験をしたいという思いがあったからだ。私はもともと英語の発音に興味があり、特にオーストラリア英語の独特なイントネーションやアクセントを現地で体感してみたいと考えていた。また、私は将来、日本語教師を目指しているが、「起業」に対しては距離を感じていた。起業に関する知識は、自分のキャリアには関係ないと思っていたが、グローバルな環境で教育をするには、柔軟なアイデアや視点を持つ必要があると気づいた。今回のプログラムでは、起業について学ぶ機会を得られたことに喜びと刺激を感じた。

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事前研修やプログラム期間中にはいくつかの困難もあった。特に苦労したのは、オーストラリアの方々の英語を聞き取ることだった。集中して聞いても6070%程度しか理解できず、悔しさを感じた。モジュールを聴き、耳を慣らしていたつもりだったが、実際のスピードや発音の違いに対応しきれず、リスニングの準備が不十分だったと反省した。同級生や先輩に助けを求め、アドバイスをもらいながら少しずつ慣れていくことで、必死に食らいつきながら乗り越えることができた。

グループディスカッションでは、メンバーそれぞれの考え方やスライドデザインの好みに違いがあり、意見を一つにまとめるまでに時間がかかった。ピッチの前日は深夜まで準備を続けることになり、体力的にも厳しかったが、互いの意見を尊重し合いながら、共通点を探し、アイデアを合わせるなど試行錯誤を重ね、最終的に納得のいく提案に仕上げることができた。

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現地では、オーストラリアに最先端の技術を開発している企業が数多く存在することを知った。街にはオーストラリア以外の国の人々や海外料理のレストランが多く、神戸よりもグローバルな雰囲気を強く感じた。多文化が共存する環境で生活することで、異なる生活スタイルに触れる機会が増えた。

ウェスタンシドニー大学での、SDGsについての学びも印象的だった。今まで経験してきた課題やグループワークでは、ターゲットを決めてすぐに解決策を考えていたが、今回のワークでは「問題」に焦点を当て、誰が、どこで、どのように、なぜ困っているのか、何が本質的な課題なのかを様々な視点から考え、調べ、アプローチする方法を学んだ。

このプログラムを通して、語学力だけでなく、社会に出てから役立つ知識も得ることができた。神戸芸術工科大学の4年生でデザイン専攻の先輩から、効果的で見やすいスライドデザインについても学ぶ機会があり、今後大学生活で何度も経験するであろうプレゼンテーションに活かしていきたいと考えている。
そして何より、現地での体験を通して「もっと英語を聞き取れるようになりたい」「もっと話せるようになりたい」という気持ちが強くなり、英語学習へのモチベーションが高まった。

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