
異文化に触れて見つけた、挑戦する勇気と自分のルーツ
グローバル学科
プログラムに参加した理由
私はGSオーストラリアプログラムに参加しました。参加のきっかけは、以前から海外に行ってみたいという気持ちがあったことに加え、ビジネスにも興味があり、自分自身も将来起業家になりたいという思いがあったからです。また、在日朝鮮人として日本で暮らす中で、異なる文化や立場の人々がどのように共生していけるのかという点にも関心を持っていました。そのため、海外で多様な価値観に触れ、自分の考えをより広い視野から見つめ直したいと感じ、このプログラムに参加しました。


一方で、困ったこともありました。特に自分の英語力の乏しさを痛感したことです。なにか話したいことがあっても、言葉が出てこなくて伝えられない場面が多くあり、とてももどかしい思いをしました。しかしそのようなときには、一緒に参加した先輩や友達が助けてくれたり、現地の人がゆっくり聞いてくれたりと、周りの温かさに支えられました。その経験から、英語が完璧でなくても「伝えようとする姿勢」が何より大切だと気づきました。自分が一生懸命伝えようとすれば、相手も理解しようとしてくれる。そのことを通して、「できない」とあきらめるのではなく、「やろうとする」気持ちこそが成長の第一歩だと強く感じました。
このプログラムを通して特に印象に残ったのは、人との関わりの中で成長できるということです。現地の学生や起業家との交流を通して、文化や言語が違っても、相手を理解しようとする気持ちがあれば通じ合えることを実感しました。自分の中にあった「間違えたら恥ずかしい」という意識が少しずつ薄れ、行動する勇気が持てるようになりました。失敗を恐れず挑戦する姿勢こそが、次の学びやチャンスに繋がるのだと感じました。

現地で印象に残ったのは、日本との文化の違いです。例えば、オーストラリアではバスが時刻通りに来ないことが多く、時間に対しておおらかである点に驚きました。また、授業やディスカッションの中で、自分から積極的に発言する人が多く、お互いの意見を伝えることの大切さを感じました。さらに、細かいことをあまり気にせずに行動する人が多く、その自由でフレンドリーな雰囲気が印象的でした。現地で様々な人々と関わる中で、正解は一つではないということを実感し自分の考えを押し付けずに相手の考えを尊重する姿勢の大切さを改めて学ぶことができました。
プログラムの中では、SDGsに関連する課題に対して、ユニークかつ新しいビジネスを考え、最終的にチームでプレゼンを行うということが大きな活動内容でした。ディスカッションを重ねる中で、SDGsの目標は一つひとつが独立しているように見えて、実はすべてが繋がっているということに驚きました。例えば、貧困や教育、環境問題などはそれぞれが影響し合っており、どれか一つを解決するだけでは十分ではないことを学びました。また、アイデアを出すときには、まず現実的に考えすぎないで、思いついたことをどんどん口に出すことが大切だと感じました。お互いの意見を出し合うことで新しい発想が生まれ、チーム全体の創造力が高まるということを学び、経験しました。
今回のプログラムを通して、まず自分の意見を積極的に伝えることの大切さを学びました。これからは、ディスカッションの場などで臆せず発言できるよう意識していきたいと思います。また、現地の起業家の方々がおっしゃっていたように、人とのつながり=人脈がとても大切だと感じました。今後は大学内外での交流を大切にしながら、自分の将来につながる関係を築いていきたいです。さらに、英語の学習に加えて国際交流活動やビジネス関連のイベントにも積極的に参加し、今回の経験を次のステップへとつなげていきたいです。将来的には、自分のルーツを強みに、多様な価値観を理解しながら人と人、国と国をつなぐようなビジネスを生み出したいと考えています。
