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付加価値の高い
留学経験を求めて

岩井 こころ Kokoro Iwai
国際コミュニケーション学部
グローバルコミュニケーション学科1年

一年生の間に色々な経験をして語学力、異文化理解力を伸ばしておいたほうがいい、と考えていた時に世界展開力のことを聞き、親や友達にもすすめられ興味を持ち、参加を決意しました。

最初は環境の変化や英語の大変さに苦労しました。あとは、やはり日本食が 恋しかったです。アメリカでも日本食はあるのですが、繊細な日本らしい味のものはなかなかないので、日本食を我慢するのが少しの期間でしたが大変でした。

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グループプロジェクトでは、実際に観光をする時にはどの航空券がいいのか、などの計画をプレゼンするための準備を始めていきました。今回の留学では自分たちで計画を立てることはしなかったので、一から自分で計画を立てる大変さを実感することができました。

プレゼンでは、最初の練習でこうした点を工夫した方がいいのではなどという改善点をみつけ、素早く訂正し、本番に挑むことが出来ました。全体的にとても雰囲気がとてもよく、私たちだけではなく聞いている人たちも、私たちの話を理解しようとしてくれているのが伝わってくる質問をしてくれたので、プレゼンをしている側も最初は緊張していましたが、徐々に緊張がほぐれ、楽しいプレゼンになったと思いました。

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最初の授業は決められていた時間より15分遅れて始まりました。現地の大学では日本のようにチャイムが鳴って始まるということはなく、先生が声をかけると学生たちは喋ることをやめ、授業が始まります。座席は日本の大学と同じように決められた席はなく、好きな席に座ることが出来ます。授業では過去形、過去進行形、そしてused toの使い方を取り扱っていました。日本では教科書を購入する必要がありますが、現地の大学では、教科書は大学側が購入し、学生に貸出するというシステムを採用していて、学生は教科書を購入する必要がありません。現地の大学は学生たちの財布に優しい、と感じました。また、現地では不登校の学生一人一人の個性を把握し、個別にサポートをすることにより社会の輪に入りやすくしています。日本も不登校など何か理由がある学生に同様の支援ができるようになれば、教育についての課題の対処につながると思いました。

今はお金さえ払えば誰でも留学することができる時代ですが、世界展開力のプログラムに参加する機会をいただくからには、留学体験にどのような付加価値をつけることができるかが成功の鍵だと考えます。私にとってそれは、留学先でしか出来ない体験をするということでした。これからこのプログラムに参加する学生にも、どんな状況においても大学生であることの意味、留学生であることの意味を考え、今何が大切なのかをよく考え行動してほしいと思いました。

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