日本とロサンゼルスの
文化と安全性を比較
心理学科2年
このロサンゼルスの研修の主な目的は、日本とロサンゼルスの安全性を比較し、日本社会を人々がより安全に生活できる社会にするには、何が必要であるかを考えることでした。それとは別に、日本とロサンゼルスの文化的違いの気付きと、そこで得た気付きから渡航の前後でなにか特別な成長を遂げたいという、個人としての目的も持ち合わせて、今回研修に参加しました。
実際ロサンゼルスに渡航してみて、日本とロサンゼルスの景色は全く異なっていました。それはただの町並みとしての景色だけではなく、治安の景色も違っていました。日本で起こる犯罪は特殊詐欺や万引きのような窃盗、薬物での犯罪が目立っていますが、ロサンゼルスでは暴行や街頭についているライトの窃盗、薬物に関してはそもそもの法律が変わり大麻に関しては合法化したため、公的に販売された大麻であれば接種のみでは逮捕されないという社会になっていました。日本とのあまりにも大きな違いにとにかく驚かされる一方でした。ロサンゼルスに行ったことで、日本は比較的に治安が良いということが改めて感じられました。
現地の人の人間性にも大きく影響を受けました。アメリカの人は全体的にフレンドリーで自身の意見をきちんと主張する人が多い傾向にありました。この研修中、訪問場所や車、現地での生活に関する様々なお手伝いをしてくださった方と様々な場所を見学しました。その人は気になったことがあると積極的に質問をしていました。その主体性の強い文化に大きく驚き、同時に感動もしました。これまでの私は質問をすることに緊張してしまい、質問をせずに気になったものをそのままにしてきました。しかし、その人を見て何も恥ずかしいことはないと感じたことで、気になったことは質問することができるようになってきました。
ロサンゼルスに行ったことで、本当に有意義な経験をすることができました。そして現地を訪問したからこそ得られた知見や気付きがあり、成長することができました。この経験を無駄にすることなく、社会に貢献していきたいです。