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独自の伝統文化や歴史を
活かした観光産業の発展
を比較学習した10日間

豊見山 楠生 Nao Tomiyama
国際コミュニケーション学部
英語コミュニケーション学科 3年

私たちは10日間ハワイプログラムに参加しました。このプログラムに参加したきっかけは、民族の歴史や独自の伝統文化に興味があるだけでなく、地元とハワイが似ていることから、双方の観光産業を比較し学びを得たいと思ったからです。また、ボランティアツーリズムを通して、海外でボランティア活動に参加できることに魅力を感じました。

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また、KCCにてハワイの歴史、ワイキキの意味、ヤシの木の存在価値など一つ一つ勉強したことで、ホテルまでの帰り道やショッピングセンターでもその関連するものや、意味を見つけるようになりました。ハワイの歴史を残すための一つ一つの工夫は観光客を楽しませつつ、ハワイを深堀出来るきっかけにもなりました。

そしてボランティア活動では、会場の設営や準備、ゲームコーナーにて子ども達の対応やインフォメーションセンターでの接客案内等を担当しました。特にインフォメーションセンターでは、9割が英語での対応だったため、最初は不安が大きかったです。しかし、実際に対応すると来場者の求めている情報をしっかりとお伝えすることができ、「thank you!!Mahalo~」と言われると、海外で英語を通して、自分が役に立つことができているのだと実感できたので嬉しかったです。日本ではコミュニケーションにおける英語力を測る機会が少ないと思います。場面によってはうまく対応できた時もありましたが、違う場面に遭遇すると表現できない部分もあったので、今後の英語の学習のモチベーションに繋がりました。

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ハワイではKCC(カピオラニコミュニティカレッジ)にて研修を受けたり、ボランティアで活かせる英語表現の学習やハワイで働くJTB社員の方の講話を聞いたり、実際に3日間のボランティア活動に参加しました。

私が現地で学び、一番大切にしたいと思ったことは「ALOHA SPIRIT」です。ALOHA SPIRITとは、思いやり・強調・喜び・謙虚・忍耐といった意味を持っており、ハワイ住民の心得のような、身についているものだと教わりました。

このALOHA SPIRITは、住民間だけでなく、観光客にもこの心をもって接していると感じた場面が多くありました。また、ハワイに移住している人々にも身に沁みついていると感じました。このALOHA SPIRITをハワイの人々が持っているからこそ、ハワイを愛する人が島外でも多く存在し、観光産業の未来に繋がっているのではないかと強く感じました。

今回のハワイプログラムは学年や学科が違う学生6人で参加しました。最初は不安がありましたが、いざハワイへ行くと協力し合ったり、楽しむことができたり、濃い10日間を過ごすことができました。不安だった渡航も最終日には帰国したくないとみんなが願うほど楽しく勉強できた期間でした。

今回のプログラムでの学びを通して、沖縄の観光、様々な民族の歴史の研究に役立てるだけでなく、これからの自分のキャリアや活動にも活用していきたいと思いました。

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