具体的な取組

1.入学前から始まる初年次教育

本学の初年次教育プログラムは、入学予定者を対象とした「ウォーミングアップ学習」とよばれる入学前教育からはじまります。これは、大学生活に対する不安を軽減するとともに、大学で必要な学習技術を学ぶことを、主な目的としています。毎年行う実施後のアンケートでも「大学生活への不安がなくなった」との回答が非常に高い割合を占めるなど、実質的な効果が検証されています。

2.初年次教育カリキュラムの充実

入学直後の春学期には、初年次教育プログラムの核として、「キャリアプランニング」「人間学概論」「コンピュータリテラシー演習」「学習技術」などを開講し、4年間の学士課程の基礎となる知識やスキルを身につけます。本取組のなかから、独自のテキストブック『知へのステップアップ』『プラクティカル・プレゼンテーション』『知のワークブック』(くろしお出版)などが生まれました。特に「学習技術」で使用される全学共通テキスト『知へのステップ』は、すでに全国121大学でも採用され、高い評価を得ています。

3.全員参加のスタディブロード

さらに本学では「キャリアプランニング」の一環として、新入生対象のスタディアブロード(海外研修プログラム)を実施しています。このプログラムは、課題解決型のフィールドスタディを通して、本学の教育目標である「自律性」と「国際性(多様性への気づきと理解)」の促進を目指すもので、人間心理学科・教育福祉学科は韓国、英語コミュニケーション学科はオーストラリアでの研修を実施。毎年、1年生のほぼ100%が参加しています。

4.ポートフォリオの活用

本学に入学した全学生は、一人ひとりの自己分析結果やレポートなど、自分自身の学習成果を統合的にファイルした「個人ポートフォリオ」を作成し、4年間の学生生活を通して活用しています。これによって、常に自分の目標管理と学習到達度の確認が可能となります。

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