関西国際大学 大学間連携共同教育推進事業

ナビゲーションメニュー

English

連携機関による評価会議を実施しました(2014年3月3日)

2014年3月3日に関西国際大学尼崎キャンパスにおいて、連携機関による評価会議を開催しました。本取組の実施状況について各部会及び連携校からの説明を行い、評価委員より評価及び指導助言を受けました。この度いただいた評価を改善につなげ、取組の更なる推進をしていきます。

<評価委員>
大学教育学会会長 小笠原正明氏
独立行政法人大学入試センター教授 試験・研究統括官 荒井克弘氏
全国高等教育研究所等協議会理事・東海大学教育研究所所長 体育学部教授 吉川政夫氏

<次  第>

1.取り組みについての連携大学からの説明
(1)教学マネジメントの構築 ・各大学の取り組み状況の説明
(2)ハイ・インパクト・プラクティスの充実 ・教室内授業部会、教室外プログラム部会、各大学の取り組み状況の説明
(3)学修成果の評価方法の開発 ・ルーブリックについてのルーブリック部会、各大学の取り組み状況の説明 ・到達確認試験(関西国際大学)について ・大学入試センター開発試験の結果と今後

2.質疑応答

3.指導助言

<評価及び指導助言の要約>

●全体について ・本取り組みは、現在の大学教育の目指すべき到達点に向けて進められているすばらしい取り組みであると  拝見、拝聴しました。本プロジェクトの成果は他大学の教育や授業の充実のために貢献すると思われる。 ・新しい教育中心の大学が生まれつつあることが実感できた。プロセス評価の実践、連携できる大学の増加が  日本の大学教育の改革につながると考える。
●教学マネジメントの構築 ・PDCAのうち、教育活動やteachingにおいてアセスメントが最も難しい課題である。本事業ではルーブリックを  代表として、教育の効果と成果をエビデンスとして評価する取組がされている。 ・本取組は教職員が主体となって進められているが、主体的な学びをする学生の本取組への関与、貢献につい ても着目していただきたい。
●ハイ・インパクト・プラクティスの充実 ・アクティブラーニングを導入しやすい新しい教養的科目やキャリア教育科目から手がけているのは戦略として理解 できるが、そこで成功すれば、次の段階として学士課程のもうひとつの柱である専門教育にも切り込んで欲し い。 ・アクティブラーニングにはコンテンツ依存性があり、内容によって採用すべき手法がさまざまである。グループ 討論やプレゼンなど、外形的なことで終わらせないようにする必要がある。 ・淑徳大学が大型クラスのアクティブラーニング化を目指しているのは高く評価される。大型クラスがアクティブ ラーニング化されるか否かが本事業の鍵となる。
●学修成果の評価方法の開発 ・多様な授業についてルーブリックの開発が進み、成果をあげている。教育の現場に直接役立つ成果である。

ページの先頭に戻る