関西国際大学 大学間連携共同教育推進事業

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2014年8月KSU高等教育研究センター主催第1 回公開講演会開催

KSU高等教育研究センター主催の2014年度第1 回公開講演会は「学生を楽しませる授業の最前線」と題して、講師に橋本勝教授(富山大学大学支援センター教授、FD部門長) をお迎えして、2014年8月7 日13:30~15:20にくらしき作陽大学6 号館101室において開催されました。

橋本メソッドは知識獲得型であり、対話力を重視し、授業時間の大半が質疑応答であり、学生の活力を刺激し潜在能力を引きだすところに長所があります。授業の終わりに「シャトルカード」に学生が授業の質問等を記入できるように工夫し、これを橋本教授が赤ペンで回答して次の週に学生に返すという試みも、見逃せない特徴です。

2 0 0 人前後もの受講学生に毎週この作業を行って対話を持続することは、並みの教員では出来そうにありません。 橋本メソッドのキーワードは、競争原理、ゲーム感覚、遊び心、相互集団教育力、そして何より楽しさでありますので、その点を十分理解できたとしましても、この方式を全教員が自己の授業へ導入するのは簡単ではございません。しかし、学生を楽しませる授業の創造に向けて数々のヒントが提示されたことは明白であり、その点、ユニークであり、刺激的かつ先導的な講演でした。

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