
教員紹介(経営学部 経営学科)

- 所属
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経営学部 経営学科
- 専門
経営史、グローバル・マーケティング、ブランド論
- 主な担当科目(学部)
経営学概論、経営戦略論、サービス企画論、プロジェクト・マネジメント演習等
- 主な研究テーマ
経営史、グローバル・マーケティング史、ラグジュアリー・ブランド
- 主な著作等
『日本発グローバル・ラグジュアリー・ブランド』(碩学舎/中央経済社)、『1からのグローバル・マーケティング』(碩学舎/中央経済社)、『MBA・営業マネジメント』(萌書房)
「弥縫策時代のブランド戦略」『流通科学』第23号(流通科学大学)
■ 現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください
ラグジュアリー・ブランドの実務経験からです。ラグジュアリー・ブランドのマーケティングは一般的に教科書などで学ぶマーケティングとは異なります。理論と実務での違和感(モヤモヤ)の解明が研究のスタートです。
■ プロフィール
スイスの老舗ラグジュアリー・ブランドの営業10年、マーケティング10年で「ブランド・マネジメント」や「マーチャンダイジング」の責任者でした。その間に日本の親会社の経営企画室で「経営戦略」を練っていました。会社が外国資本に変わったあとは日本市場のマーケティング責任者として、またスイス本社のグローバル・マーチャンダイジングのメンバーとして商品開発をおこなっていました。
長いビジネス経験のあいだに、ブランド研究をおこなっていました。1995年の修士論文でラグジュアリー・ブランドを成立させるメカニズムとそのマーケティングの概念化をおこないました。でも、まだ根本部分にたどり着けません。モヤモヤを抱えながら仕事を続けます。2022年の博士論文ではモヤモヤの解消に経営史やグローバル・マーケティングの歴史的研究をおこないました。でも、研究に終わりはありません。まだまだ続いています。
■ 高校生へメッセージをお願いします
大学はいろんなことに出会えて、いろんなことを考えることができるとてもいいところです。コンパクトな大学であるからこそ、身近な接点があります。これから皆さんと共に学んで、色んなことを考えていきたいと思います。4年間をいっしょに楽しく元気に走っていきましょう。