ひとり暮らしガイド

物件探しの手順(三木キャンパス)

STEP 1

本学のホームページの寮・アパートの紹介ページ(三木キャンパスのみ)で希望の物件を選んでください。

STEP 2

物件の管理責任者に連絡、日時を指定して物件を紹介してもらいます。

STEP 3

管理責任者の付き添いの上、希望する物件を自分の目で確認します。物件の設備、立地、周辺の施設及び契約条件等を確認してください。

STEP 4

十分に契約内容を検討して頂いた上で契約を行います(契約に関しましては、学生個人及び保護者と家主・管理責任者との相互契約とします。大学は物件を紹介するだけで、入居を強制的に勧めたり、入居に関する契約には一切関与しません)。

契約に至るまでの間、不都合な事態や疑問に感じる点がありましたら学生課までご連絡ください。

契約時の諸注意

物件は必ず自分の目で確かめてください

契約に際して、物件は外観だけでなく、必ず内部も見るようにして下さい。部屋の付帯設備の使用可否や間取りをチェックして下さい。また、日当たりの具合や病院、スーパーなど近隣の環境や最寄の交通機関の確認も大切なことです。

「家賃」・「共益費」・その他の経費を確認してください

家賃や家賃以外にかかる経費にどのようなものがあるか確認してください。共益費は「階段、廊下などの共有部分の維持管理に必要な光熱費、上下水道使用料、清掃費等に充てる」等はっきりと明記されている場合が普通です。また、その他の経費についてもその利用目的をしっかりと確認しておくことが必要です。また、契約締結に際し、契約金と敷金(敷引き)についても事前に確認し、場合によっては契約書に条件を明確に記しておくことも必要です。

自分の求める条件をしっかりと伝えてください

アパートを選ぶ際には「家賃は○○円以下でお願いします」など遠慮せずに求める条件をしっかりと伝えてください。

必ず契約書に記入して契約をかわしてください

家主・管理責任者との約束事は口頭ではなく必ず契約書の形で残してください。口約束は後のトラブルの原因となります。

契約書をよく確認してください

契約書には「退去時の修繕費等の支払い」・「火災・災害時の保険」・「家賃の変更」・「相互の責任の範囲」等について記載されています。必ず確認してください。

賃貸借契約を解約する際の条項をよく確認してください

アパートを引きはらう際に最もトラブルが多いのが退去時の解約時返金です。住居を退去する際に原状回復に要する費用について、借主がどのような項目に対して負担する義務があるかをよく確認してください。契約までに仲介業者より重要事項説明書を見せてもらい、敷金礼金等の契約条件、物件の設備の整備状況や契約の解除時における金銭の精算等の説明を受けてください。仲介業者は重要事項説明書において説明する義務があります。疑問点がある場合は納得がいくまで確認してください。とくに関西地区では※敷金(敷引き)を導入しているケースが多く、事前確認をしておかないと退却時にトラブルの原因になります。

※ 敷金とは不動産の賃借人が賃料の支払いの保証のために賃貸人に預けておく金銭のことをいいます。
※ 敷引きとは退去時に部屋の原状回復に要する費用として敷金から何パーセントかの金額が引かれる仕組み。

アパート生活における諸注意

以下のような近隣の迷惑となる行為は慎んでください

迷惑行為の一例

  • 自動車、バイク等の騒音
  • 深夜にアパート、またはアパート前で友人と騒ぐ
  • ゴミの回収日を守らない
  • 深夜の花火
  • 楽器演奏をする
  • 大音量で音楽を聴く

改造・改装などを管理者に無断でしないでください

家主・管理責任者に必ず確認してからリフォームをしてください。無断でした場合、退去時にクロス張替え等の費用を請求される場合があります。

長期旅行・帰省の事前連絡は必ずしてください

長期間部屋を留守にするような場合には、家主・管理責任者にその旨の連絡をしておく必要があります。長期間不在にした場合、家賃が遅れてしまう、また、空き巣などに狙われやすくなるなどの恐れがあります。新聞は必ず止めましょう。新聞受けに入りきらない新聞を見て空き巣は狙います。

家主・管理責任者との契約事項は必ず守ってください

契約書に記載されている事項は必ず確認して、違反することがないようにしてください。著しく守られていない場合は退去を求められる場合もありますので注意してください。

退去時の諸注意

賃貸契約を交わす際は契約書で賃貸契約期間を定めます。賃貸契約期間が終了すれば、地域の方々、家主・管理責任者に迷惑を掛けないようにアパートを退去する必要があります。以下にあげた点(一例)に注意して、トラブルなくスムーズに退去しましょう。

ゴミの処分をきちんとしましょう

家具や粗大ゴミなどを一般ゴミ用のクリーンステーションに放置されるケースがあります。いらなくなった家具、自転車等は引き取り業者やリサイクル業者に事前に連絡をして処分してもらうようにしましょう。料金がかかる場合がありますので連絡をした際に確認しましょう。

料金の滞納が無いか確認しましょう

アパートの家賃はもちろん、電気料金、ガス、水道代など家賃とは別に支払いを行っているものがあれば滞納がないか確認しましょう。

部屋の損傷部分の確認をしましょう

普段の生活で壁紙、フローリング、バス、キッチンなどの損傷した部分がないかを家主・管理責任者の方の立会いの元で確認しましょう。退去された後に損傷部分の修繕費として請求される場合があります。