教員紹介(高等教育研究開発センター)

講師

河田 慈人 (Yasuhito Kawata)

所属
高等教育研究開発センター
専門

防災教育、地域防災、防災情報、行政の災害対応

主な研究テーマ

風水害における早期避難と避難所運営、主体的な防災教育あり方について

主な著作等

人と防災未来センター東館3階「BOSAIサイエンスフィールド」展示作成協力

参考:https://www.dri.ne.jp/information/11677/

■ 現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください

父が防災・減災を研究し、母が幼児教育の実務家という家庭環境で育ち、教育の道を目指し大学に進学しました。

大学3年生の時に卒業論文のテーマを考えるにあたって、自分がこれからの社会にとって重要な課題に貢献できる分野を模索した結果、防災教育をテーマに選び、防災について研究を始めました。防災は非常に多岐にわたる知識が求められるため「総合防災」として、避難所運営や地域防災についても触れるようになりました。

■ プロフィール

大学院時代、イギリスのオクスフォード大学やロンドン大学(UCL)に留学する機会を得ました。

帰国し、卒業後は人と防災未来センターで研究員として活動し、兵庫県や内閣府防災とともに災害時には現地支援などを経験しました。

その後、兵庫県立大学減災復興政策研究科特任助教を経て、関西国際大学に着任しました。

■ 高校生へメッセージをお願いします

1度しかない人生を、自然災害や事故で大怪我や命を失うことのないよう、ハザードマップを見てリスクを確認するとともに、家具の固定なども必ず実施してください。

そして、社会全体がめまぐるしく変化する激動の時代ですが、どのような人になりたいのか、どのような人生を歩みたいのかを常に問い続けて、様々なことにどんどんチャレンジして欲しいです。

■ 講演・取材など協力可能なテーマ

防災教育、地域防災、防災情報、行政の災害対応、早期避難、避難所運営