
教員紹介(教育学部 教育福祉学科)

- 所属
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教育学部 教育福祉学科
人間行動学研究科 臨床教育学専攻
- 主な担当科目(学部)
教職概論、教職特論、教育課程論、卒業研究
- 主な担当科目(大学院)
教職特別研究特論、教育社会学特論、フィールド演習Ⅰ・Ⅱ、修士論文指導
- 主な研究テーマ
教師文化、教師のライフヒストリー、教師のライフコース、教師教育
- 主な著作等
『専門職として成長し続ける教師になるためにー教職詳説ー』(人言洞・共著)
『アクティベート教育学③ 現代社会と教育』(ミネルヴァ書房・共著)
『教師の学習と成長』(ミネルヴァ書房・共著)
「1970-80 年代の学校の『荒れ』を経験した中学校教師のライフヒストリー -教師文化における権威性への注目-」(『教育社会学研究』第 85 集)など
■ 現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください
現在の研究テーマは、先生が先生として成長すること(「教師の専門的力量形成」といいます。)と、先生たちの持っている文化(「教師文化」といいます。)という2つです。
大学時代に先生の成長について書かれた『教師のライフコース』という本に出会い、「先生の生き方がわかる研究があるのか。」と驚き、その研究をしてみたいと思いました。また、『日本の教師文化』という本にも出合いました。それを読んで、一人の先生の経験を超えた先生集団に共通するものの考え方や態度があることを知り、経験だけではわからないものごとを明らかにしていくことに魅力を感じて、研究したいと思うようになりました。先生たちは教師文化の影響を受けつつ、先生として成長していくとともに、その文化を創り出していく担い手でもあります。今は、先生の成長と文化を結びつけた研究もしています。
■ プロフィール
生まれも育ちも大阪です。レゴブロックが好きです。以上です。
■ 高校生へのメッセージ
先生は未来の社会を創り出していくことに貢献する職業です。そんな社会的にすごく重要で魅力的な職業につくためには、高校での日々の勉強、部活動、ボランティア活動、趣味など、一つひとつのことを大切に行ってください。それらの経験が大学での生活、先生になるにあたってのベースとしてすごく重要です。
■ 講演・取材など協力可能なテーマ
教師教育の現状に関することでしたらご協力可能なことがあると思います。