教員紹介(教育学部 教育福祉学科)

准教授

上原 昭三 (Shozo Uehara)

所属
教育学部 教育福祉学科
専門

算数・数学教育

主な担当科目(学部)

初等算数科教育法、算数Ⅰ、算数Ⅱ、道徳教育の指導法 など

■ 現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。

教育実習で参観した算数や数学の授業が「まるで魔法」のように感じられたことがきっかけかもしれません。

自分が児童生徒のころに受けたものと違い、面白く、先生がほとんど誘導したり教えたりしないのに児童生徒がどんどん発言し、それが授業のゴールに向かって深められていくものでした。

自分もそのような授業をしたいと思いました。

■ プロフィール

私は二十数年、中学校の教員をやってきました。

「いきいきと」「たのしく」「よくわかる」数学の授業をめざしてきたつもりです。数学が得意な生徒の多い学校へも行きましたし、逆に数学や勉強が好きでない生徒が多い学校へも行きました。

しかし、どの生徒達も「分かりたい」と思っています。こちらの工夫次第で「いきいきと」「たのしく」「わかる」授業は可能だと思います。

将来小学校教員を目指す学生の皆さんに、これまでの経験を踏まえ、算数数学のおもしろさ、算数数学の授業を考えることのおもしろさ、算数数学の授業をすることのおもしろさを伝えることができたらと考えています。

■ 数学教師の仕事をしてよかったと思ったことは何ですか?

一言で言えば、

「わかった!」と生徒が喜んでくれること。「数学ってできたら面白いな」などと興味を持ってくれたこと、でしょうか。

■ 高校生へのメッセージ

まずは、今の高校生活を悔いのないよう「充実」したものにしてください。そして、進路を考えはじめたときは、ぜひ関西国際大学を訪れてください。きっと、本学で学ぶことのよさが分かってもらえると思います。

「百聞は一見にしかず」、見て、聞いて、体験して、感じてください。

■ 講演・取材など協力可能なテーマ

算数・数学教育