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KUISs学修ベンチマークの達成度の変化(2022年度卒業生結果)

教育目標の達成状況を確認する指標 KUISs学修ベンチマーク

関西国際大学では、次の6つの力・資質を身につけ総合的に活用できる人材の育成を教育目標に掲げています。 その力・資質とは、「自律的で主体的な態度」「社会に能動的に貢献する姿勢」「多様な文化やその背景を理解し受け容れる能力」の3つの態度的な能力と、「問題発見・解決力」「コミュニケーションスキル」の2つの汎用的能力、そして専門分野ごとの「専門的知識・技能の活用力」です。
これらの力・資質の到達度を確認するためにレベル別の到達基準を示したのが「KUISs学修ベンチマーク」です。 本学では学生が「大学での学び」を通じてどの程度成長したかの達成度を、半年に1度自己評価する機会を設けています。 自己評価をおこなうことで主体的に考え、自信を客観的にとらえる力が身につくようになります。

以下のグラフは、2022年度卒業生の入学時と卒業時の自己評価の比較です。本学の学生は社会で求められる能力を大きく伸ばして卒業しています。

●自律的で主体的な態度(自律性)

自分の目標をもち、その実現のために、自らを律しつつ意欲的に行動することができる

<大学生活で具体的に実践する場面>
・日々の学習計画をふりかえるとき
・実習で課題に取り組むとき
・学園祭など、大きなイベント
・リフレクション・デイで半年ごとにふりかえるとき など

●社会に能動的に貢献する姿勢(社会的貢献性)

集団や社会のために他者とともに行動し、貢献することができる

<大学生活で具体的に実践する場面>
・授業のグループワーク
・グローバルスタディ、コミュニティスタディ、実習などの現地活動
・クラブ、学生会、学園祭などの正課外活動 など

●多様な文化やその背景を理解し受け容れる能力(多様性理解)

世界に住まう人々の文化や社会が多様であることに理解を深め、世界市民として行動できる

<大学生活で具体的に実践する場面>
・多様性を考える授業
・グローバルスタディ、コミュニティスタディ、実習等などの教室外プログラム
・留学
・自分が生きてきた地域とは異なる地域の人々との交流
・母国以外の人々との交流 など

●問題発見・解決力

根拠にもとづいて、問題を発見したり解決のアイデアを構想したりする思考力や判断力を身につけ、問題を解決することができる

<大学生活で具体的に実践する場面>
・問題発見・解決型の授業、レポート作成、テスト
・グローバルスタディ、コミュニティスタディ、演習、実習などの現地活動や調査活動
・クラブ、学生会、学園祭などの正課外活動で学生同士、教職員、地域の人々、業者との会議 など

●コミュニケーションスキル

国内外を問わず、社会生活の様々な場面で、他者の思いや考えを理解するとともに、自分の考えを的確に表現し、意見を交わすことができる

<大学生活で具体的に実践する場面>
・授業におけるグループワークやディスカッション
・グローバルスタディ、コミュニティスタディ、実習などの現地活動でのメンバー、教職員、現地の方々との交流
・クラブ、学生会、学園祭などの正課外活動で学生同士、教職員、地域の人々、業者との会議
・留学先での交流 など

「KUISs 学修ベンチマーク」について
もっと知りたい︕

卒業までに身につけて欲しい6つの力・資質の到達度をレベル別に示した「KUISs学修ベンチマーク」。各能力ごとの達成度など実際のベンチマークの内容はこちらから確認できます。

なぜ能力が上がるのですか︖

本学には、学生一人ひとりが、将来の目標に合わせて計画をたて、振り返りと改善を行いながら、4年間の学修計画を作り上げていく「学びの仕組み」があります。