学長室

201710.24
学長室

【学長室】濱名学長が文学省中央教育審議会で「3つのポリシーの実質化と教育の質保証について」報告しました

 本学の濱名篤学長が10月13日、文部科学省で開催された中央教育審議会将来構想部会制度・教育改革ワーキンググループで「3つのポリシーの実質化と教育の質保証について」の報告を行いました。


 法令による策定の義務化によって、すでに多くの大学で3つのポリシーを定めておりますが、アセスメントポリシーにおいては策定が義務化されておらず、各大学における努力目標とされていることを指摘し、3つのポリシー(Plan)に基づいて教育活動(Do)がおこなわれているか、目標に沿った学修成果が上がっているかを認識することが「評価(Check)」であり、この評価がなされないと「PDCA」サイクルとはならず、3つのポリシーを実質化することは難しいことを説明しました。


 事例紹介では、アメリカ・ミネソタ州カールトン大学の多元的・重層的な評価基準と評価方法を、また本学の「データを活用した三層構造のアセスメント」では、「大学レベル」「学部・学科レベル」「学生個人レベル」にデータを三層化することで、成績やKUIS学修ベンチマークの達成度、到達確認試験、卒業研究の成果などのデータを多元的に組み合わせて評価していく重要性を説明しました。


 本学が定める「アセスメントの基準と方法」は、わかりにくい評価基準についての着眼点を整理したものであり、それぞれの尺度で評価することについての事例として公表しております。


(詳細は文部科学省ホームページ下記URLご参照ください。)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/043/siryo/__icsFiles/afieldfile/2017/10/20/1397540_7.pdf

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